女優の水野美紀が出演した『笑っていいとも!』のテレフォンショッキングで有明海の珍味とされる魚“ワラスボ”について熱く語った。ところが彼女が準備した写真はスタッフから「お昼には無理」と判断されて公開できなかったのである。いったい“ワラスボ”とはどのようなものなのか。
映画『踊る大捜査線THE FINAL 新たなる希望』の宣伝も兼ねて水野美紀が9月10日の『笑っていいとも!』に出演した。その中で彼女が「タモリさんに是非教えたい」と紹介したのが“ワラスボ”だ。
“ワラスボ”は九州の有明海に生息する魚類であり全体の外観は鰻やどじょうのようだが、その顔(頭部)に大きな特徴があるのだ。「エイリアンの子どもがお腹から出てくるみたいな」と水野美紀は表現していた。
実際その顔はエイリアンがキバをむいたところに似ており「エイリアンのような魚」といえば通用するほどだ。水野美紀は「その写真を見せたかったが『お昼の番組では無理です』と言われて私が絵を描いてきました」と黒マジックによるイラストを披露した。
彼女が描いたイラストだけでもその姿は十分伝わり、タモリや観覧客も興味津々だったが、水野美紀の話はそこから急展開をみせたのである。
水野美紀が友人と佐賀を旅した時に有明海に近い料理屋でこの“ワラスボ”を食べてみた。しかも“活きづくり”を注文したところ「生命力が強いからまだ動くんですよ」というのだ。
「魚の活きづくりでピクッっと動くと“ハッ”と驚くけど、ワラスボの頭がクネクネ動いた時は“ギャーッーーーッ!!!”ですから」と彼女は話す。「一緒にいた友達は泣いていました」というほど怖かったらしい。この放送後に動画サイトや画像サイトで“ワラスボ”を検索する数が急増しており「エイリアンそっくり」と驚く声が相次いでいる。
水野美紀はNHK BSプレミアムの番組『ココロとカラダ満つる時“おふっ、”』で女優の石井あみと佐賀市を訪れており、その際にワラスボの活きづくりに出会ったようだ。水野美紀のツイッターでもタモリストラップをゲットした喜びを「あみちゃんが泣いたワラスボで!」とつぶやいており「泣いた友達」は石井あみだったのである。
最後になるが水野美紀はワラスボ料理については見た目とは違い「美味しかった」と話していた。“ワラスボ”とそれを獲る漁師さんや料理屋の方々の為にも触れておきたい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)