来年は80歳になる、黒柳徹子。この年代の方は早寝早起きのイメージがある。だが黒柳は朝の5時まで仕事をし、その後お昼頃まで就寝-という生活を長年続けていたそうだ。そんな黒柳が“成長ホルモン”を活発に分泌させるため、最近になって生活サイクルを見直したという。それだけではない。とうてい79歳とは思えないそのアクティブな生活リズムは、超高齢化社会の現実を見る我々にとって驚くべきものであった。
79歳の現在でもテレビ番組のレギュラーを持ち舞台女優としても活躍。各種執筆活動に、社会貢献・福祉活動にと病気知らずでパワフル、好奇心旺盛な黒柳。毎日がとても多忙だ。外での仕事を終え帰宅しても、デスクワークやテレビ各局のニュース番組の視聴などで、就寝は朝の5時頃になっていたという。その時間の使い方はまさに驚異的だ。
そんな黒柳が「私、寝る時間を変えたんです」と、9月21日放送『はなまるマーケット』(TBS系)“はなまるカフェ”で明かした。「22時から2時の間に最も盛んに成長ホルモンが分泌される」と聞き、その時間帯は寝ることにしたのだという。
とにかく身体に良いと聞けば、とりあえず実践してみる黒柳。過去には、体力づくりのため片方1キロもある運動靴で、足を引きずりながら15分ほど歩いたことがあるという。だが帰宅して靴を脱いでからの初めの一歩で、「2メートルくらいすっ飛んだ」という。足が軽くなったことに、すぐ体が慣れないことが原因だったようだ。
現在黒柳は帰宅後すぐに顔だけは洗い、物も言わずに寝ることにしていると話す。寝るのは大体22時頃になっているが、なんと夜中の2時過ぎに一度、起床するというのだ。そして3時間ほどデスクワークをして、再び就寝するという。周りから「よく一度起きてから、寝られるわね」と感心されたそうだが、「温かい牛乳を多めに飲めば大丈夫」と黒柳は自信満々だ。よく高齢の方々から「眠れない」「眠りが浅い」「夜中に一度目が覚めるとその後なかなか寝付けない」という睡眠に関する悩みを耳にすることがある。そこから考えても黒柳の「睡眠力」は驚異的だ。
さらに黒柳はこれまで、睡眠中に夢を見た記憶が9回しかないという。きっと実生活で叶えたい夢はあっても、寝ながらみる夢には興味が無いので憶えていないのだろうか。いずれにしても夢も見ないほど熟睡しているのであろう。「“眠れない”ってことがないのよね」とも話す黒柳。これこそ80歳を目前にして黒柳が身体も心も元気であり続ける秘訣なのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 みやび)