ポンキッキシリーズで知られるガチャピンが博物館で専門的にルーツを調べてもらった。彼が現在までに分かった内容をブログで報告したところ、意外な事実に読者から「知らなかった」「感動した」といった反響のコメントが届いている。
ガチャピンについては「南国生まれの恐竜の男の子」とプロフィールにもあるが、彼自身もそのルーツについては知らされていなかったようだ。9月5日の『ガチャピン日記』では「ぼくは、何ていう恐竜なの?」という疑問を解明する為に世界三大恐竜博物館のひとつである福井県立恐竜博物館を訪ねた様子を報告している。
博物館で調べたところガチャピンは卵から生まれたことや足が腰からまっすぐ下に伸びていること、仙椎が4個あることから間違いなく恐竜だと分かった。また骨の形などの特徴から「鳥盤(ちょうばん)類の恐竜と想像できる」とのことだ。
またガチャピンは背中に剣板があることから剣竜類のステゴサウルスやファヤンゴサウルス、トゥオジャンゴサウルスなどの仲間である可能性が高い。これについては彼が想像したステゴサウルスから進化する過程をイラストで紹介したところ読者から「ガチャピンの進化がかわいすぎる!」とコメントが届いている。
今回のガチャピンの報告で「マジかよ…恐竜だったのか」と初めて彼の正体を知り驚いた読者もいたようだ。「ルーツが分かってよかったね」と祖先が分かったガチャピンに共感する声や「ルーツ! すごいね。感動しちゃった」というものもあれば「顔の形がずいぶん進化した」と極端な進化に驚く声も出ていた。
ガチャピンは「ぼくのルーツが、もっとくわしくわかったら、また、みんなにお知らせするね」と結んでおり、さらに詳細が分かるかもしれない。また読者から要望のあった「ムックの詳しい研究もして欲しい」についても是非進めて欲しいものだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)