タレントのベッキーが、まだ車の免許を取ったばかりの頃に遭遇した仰天体験をテレビ番組で明かした。彼女の車には他にも芸能人が3人が乗ってドライブをしていたが、あるきっかけで暴走族の集会に入りこんだというのだ。
ベッキーが約10年前に起きた出来事を、9月2日のテレビ『笑っていいとも! 増刊号』で語った。18歳になり車の免許を取ったベッキーは、初めて夏のドライブに出かけたのだ。
彼女は「仲良しの芸能人の女の子4人組で湘南の海に向かった」という。運転するのはベッキーで車も彼女のものだ。カーナビは付いておらず、夜の海を見ようと勘を頼りに車を走らせるうちに道に迷った。
地図で確認しようと大きな広場に車を停めると遠くでバイクや車の音が聞こえた。「やんちゃな人たちのバイクの音だったので湘南が近いと思った」とベッキーは話しており、それが暴走族の音と気づいていたのだ。
やがてその音が近づいてくるとベッキーたちの車を100台近いバイクに乗った暴走族が取り囲んだのである。「集会があるらしくて私たちが一番乗りだと勘違いされたみたい」とベッキーは事態を理解したのである。
彼女は咄嗟に「顔を伏せて!」と友達に叫んだ。みんな芸能人だけに顔を見られると騒ぎになる恐れがある。ベッキーは髪の毛で顔を隠しながら車の窓を開けると片手を突き上げて「悪い! ちょっと通して!!」と頼んで、車を発進させた。
「周りの騒音で自分のエンジン音もわからずエンストしまくって逃げ出した」と話すことからも相当怖かったようだ。そうやって無事にそこから脱出できたベッキーたちは湘南ではなく別の海に行くことにしたのだった。
ベッキーはその時に同乗していた芸能人仲間3人については触れなかったが、仲の良いことで知られる上戸彩もいたのだろうか。他の3人からもその時の心境を聞いてみたいものだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)