エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「高橋みなみはAKBより政治家に…」。田原総一朗が聞いた秋元康の本音。

AKB48の前田敦子の卒業公演が行われた8月27日。テレビ番組『ひるおび!』でフリージャーナリストの田原総一朗がAKB48の総合プロデューサーである秋元康とのエピソードを語った。秋元康は前田敦子を卒業させることに悩んだことなども彼に話したという。

『朝まで生テレビ!』をはじめメディアで政治の話題を中心に持論を展開する田原総一朗。その熱く語る姿はアイドルグループAKB48となかなか結びつかないものだ。だが、彼は秋元康と同じ鍼灸院に通っていることがきっかけで交流が始まりAKB48に関心を持ったのである。

8月27日に放送された『ひるおび!』では前田敦子の卒業公演が行われる秋葉原の昼間の様子を中継しながら、その田原総一朗を迎えてAKB48の魅力について熱く語ってもらった。

田原総一朗が通う鍼灸院で秋元康が事前に予約を入れるために顔を合わせることが多い。そんな関係が約2年間続く中で「一緒に本を出そう」という話も進んでいるのだ。田原総一朗は「秋元さんと本を出すならばAKBは知っておかねば」と秋葉原のAKB48劇場へ足を運んだのである。

「それですっかりハマった」という彼は8月24日から行われた東京ドーム公演『AKB48 in TOKYO DOME~1830mの夢~』にも参戦している。彼はAKB48の魅力は全身全霊で打ち込む姿であり、「高校野球だ」と例える。実は秋元康もAKBについて「高校野球のように成長する姿が見られれば」と話しているのだ。

田原総一朗が秋元康に「前田敦子のようなエースを卒業させても大丈夫か?」と尋ねたことがある。秋元康は「実は前田から話を聞いた時は悩んだ」と明かした。前田の気持ちを尊重して卒業を認めたが、秋元は大島優子や高橋みなみという人材がいたから決断に踏み切れたのである。

そんなAKBの人材について秋元康は「高橋みなみは本当のことを言うとAKB48よりも政治家になったほうがいい」と田原総一朗に話したという。田原総一朗もその意見には共感した。彼は「野田総理よりも高橋みなみの方がリーダーの資質がある」と言い切るほど彼女を評価しているのだ。

ジャーナリストとして政界を斬ってきた田原総一朗だけに単に主張するわけではない。彼は「野田さんは前の2人が良くなかった。おかげでしばりが多すぎて言えないことが多い」と環境の違いもあることを付け加えた。その上で「たかみな(=高橋みなみ)は言いたいことを言いますから」と彼女の主張できる強さを評価した。

また、AKBのMCはすべてアドリブなのに対して、「野田さんはアドリブはまったくない」と台本以外の発言はしない状況も指摘したのである。なによりも田原総一朗が言いたかったのは「野田さんよりもたかみなの方が自信を持っている」ということだったようだ。

東京ドーム公演で発表されたAKB再組閣で高橋みなみはチームAキャプテンからAKB48グループ総監督へと役割が変わった。秋元康は彼女が持つ資質をもっと発揮できるように異動を考えたのではないか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)