8月29日にAKB48の篠田麻里子が区長に就任した福岡市の“カワイイ区”では世界中からの区民登録を受け付けている。その反響は予想以上で受付開始から一日を待たずに早くも目標としていた1万人を突破したのだ。区長に就任したばかりの篠田麻里子もツイッターで「一日ならずして目標達成！　早いなぁーありがたいな…」と感謝の気持ちをつぶやいている。

福岡市のHPで8月29日午後に“カワイイ区”が立ち上げられ、その区長として篠田麻里子が就任したことが発表された。篠田麻里子も区長として『福岡市カワイイ区』サイトで「一緒にカワイイ区を盛り上げていきましょう」と挨拶している。

福岡市の人口は8月1日現在で1,490,371人になるが“カワイイ区”の区政運営方針のひとつに「カワイイ区で世界中から約10,000人の区民を募ることで、市の人口150万人突破を目指します」とうたわれているのだ。

ところが設立から一日も経たずに同区はツイッターで「カワイイ区、区民数が1万人を突破しました！　登録していただいた皆さん、ありがとうございます！」と報告したのである。まだまだ“カワイイ区”と篠田麻里子が区長ということは世間に浸透しきてれいない状況でこの登録数は想像を超えた反響だろう。

篠田麻里子もツイッターで早速「なんと…カワイイ区住民登録早くも一万人突破!!　一日ならずして目標達成（笑）　早いなぁーありがたいな～♪」と登録した区民に感謝を述べると、「住み心地はいかがですかー？（笑） カワイイ区これからたくさん面白いこと始まる予感だよっ」と今後の計画に意欲を見せていた。

“カワイイ区”は福岡市の区ながらもバーチャルなエリアとして世界中に区民登録を呼びかけるという斬新な試みに、早くも多くの登録者が集まった形だ。おそらくは篠田麻里子ファンがかなりの数を占めると思われるが、それは福岡市としても想定していたはずである。立ち上げ時の目標が1万人だったところをみると、福岡市の構想を大幅に超えてしまうことは間違いなく、今後の展開がますます楽しみとなった。
(TechinsightJapan編集部　真紀和泉）