12月に放送される『日清食品　THE MANZAI 2012』の予選2回戦までが終了し、本戦に出場する“認定漫才師”50組が発表された。昨年の認定漫才師は20組しか残らず30組が入れ替わるという波乱含みの大激戦のなか、優勝候補とみられていたトータルテンボスが、2回戦敗退となった。今年の。『THE MANZAI』に何が起きているのか？　トータルの2人がラジオで語った。

トータルテンボス・大村は、マネージャーから敗退を聞かされた時のことを自身のブログに綴っている。敗退の事実を知らされた大村は、「俺ら面白いよな？」と相方の藤田に確認し「来年また出ような」というと、藤田は「ああ」とだけ返答したという。「それだけで十分だ」と大村は綴っていたが、淡々としたやり取りの中に悔しさが伝わってくる。

自身のラジオ『トータルテンボスのぬきさしならナイト！』（TBCラジオ）でも『THE MANZAI』について語っている。『THE MANZAI』は本戦に進んだ50組を“認定漫才師”としている。しかし今回“認定漫才師”に選ばれなかったから漫才をやってはダメという意味ではないと、悔しさをにじませながらも、気持ちを新たにしていた。

また、大村の分析によると、今年の『認定漫才師50組』には“目新しい”漫才師が受かっているという。芸風が“目新しい”というコンビも残っているが、正統派漫才師とされるようなコンビでも「NON STYLE」「ライセンス」「中川家」などは今年から出場していることで、顔ぶれが“目新しい”コンビということで、選ばれる傾向にあったのではと分析した。

スギちゃんのブレイクを言い当てたことで有名な占い芸人・ゲッターズ飯田によると、「トータルテンボスは、（2012年の）年末に掛けてブレイクする」という。このピンチをチャンスに変えて年末の『THE MANZAI』決勝戦の裏で、ブレイクとなるのか。今後の2人の活躍に期待しよう。
（TechinsightJapan編集部 佐々木直まる）