お笑い芸人のナインティナイン・岡村隆史が、次期オリンピックキャスターに立候補した。今期五輪ですでにキャスターとして活躍したライバルが多くいる中、どのようなスタイルで挑戦し、五輪行きの切符を手にするのか。岡村が秘策を明かした。
お笑い芸人のナインティナイン・岡村隆史は、9日『ナインティナインのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で、リオ五輪キャスターへの立候補を表明し、熱い想いを語った。今回の五輪に感動した岡村はどうしてもライブで五輪を観たいと思うようになったのだという。
岡村は、学生時代には器械体操やサッカー部に所属。『めちゃ×2イケてるッ!』では、杉山愛とテニスの真剣勝負をしたり、横峯さくらとゴルフ対決の経験もある。さまざまなスポーツの経験があり、“運動神経がいい”というイメージのある自分に声が掛からないのはおかしいと首をかしげた。逆にキャスターに就任するためにスポーツを1つに絞る必要があるなら、「集中的に勉強もする覚悟だ」と真剣にアピールした。
オリンピック選手たちに感化されてか、キャスターの座を「なりふり構わず取りに行く」とスポーツ選手よろしくヒートアップした岡村は、スポーツ番組の関係者に声を掛けていることを明かした。加えてSMAPの中居正広や、TOKIOの国分太一などジャニーズのタレントが多く就任していることをあげ「ジャニーズ枠を取りにいく」とその意気込みは本気のようだ。
以前より岡村はラジオで、相方の矢部浩之がサッカー番組のMCをしていることを「うらやましい」と語っており、スポーツ番組MCへの意欲を口にしてきた。現在、スポーツ番組に出演しているお笑い芸人は、加藤浩次や、爆笑問題の田中裕二、くりぃむしちゅーの上田晋也、タカアンドトシなど、すでにスポーツのイメージが定着している強豪たちだ。“ジャニーズ枠”を分けてもらうよりも、まずはこの面々を予選で倒し、4年後のオリンピックキャスターに挑戦するというのが、岡村のオリンピックキャスターへの近道かもしれない。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)