エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「キャラ作りには見切りをつけたほうがいい」。ももち、小倉優子からアドバイスされていた。

アイドルグループ・Berryz工房のメンバー“ももち”こと嗣永桃子が、タレントの小倉優子から「キャラを続けるのは辛いから見切りをつけては」とアドバイスされたことを明かした。この日も共演者からキャラに対して散々にいじられたももちだが、彼女の真意はどうなのか。

嗣永桃子よりも、ももちの方が通りが良いほど浸透した“ももちキャラ”だが、人気と共にキャラをいじられて笑いにされることも多く、彼女もアイドルとして複雑な心境だろう。8月21日に放送された『踊る! さんま御殿!!』に出演したももちは現在20歳で10歳の時からアイドルとして活動していることを明かした。しかも所属グループのBerryz工房は29枚のシングルを出していることを話すと共演者も「ベテランじゃん」と驚いていた。

彼女は「こゆビーム」などももちの必殺技を出したり髪型をももち結びのツインテールにして「天使の羽」と表現するなどの“ももちキャラ”を10歳から10年間続けているのだ。さらに「ももちはみんなのアイドルなので特定の王子様はつくりません」と恋愛もしないという。

ところが“ももちキャラ”で人気が出た反面で「女性ウケが悪い」のが悩みなのだ。女子高生から「ももちウザキモ」と言われたり、街では「ももち歩いてる! ウケるんですけど」と笑われるなどおよそアイドルらしくない反応が返ってくるというのである。

共演していたモデルのマギーは「プライベートをすべて捨てているので、将来のこととか考えるとちょっとできない」と“ももちキャラ”に感心しつつも、「うらやましくはない」と本音を明かしていた。やはり“ももちキャラ”を続ける大変さは誰もがわかっているのだ。

司会の明石家さんまが「ゆうこりんも悩んでいたもんな~」と小倉優子が“こりん星キャラ”を卒業するまでの葛藤を振り返ると、ももちが「実はゆうこりんさんからアドバイスされたことがあるんです」と意外な事実を明かしたのである。

ある時、小倉優子はももちに「キャラを続けるのは辛いから、見切りをつけた方がイイよ」と自分の経験をもとにアドバイスしてくれた。しかし彼女は「『ももちはこのままなので』と丁寧にお返ししました」とそのアドバイスには従わなかったという。

それを聞いてさんまも「我々としてはずっと続けて欲しいよね~」と“ももちキャラ”を評価しており、柴田理恵や内藤剛志などベテランも「40歳でもやっていたらカッコイイよ」と話していた。いじられながらも“ももちキャラ”はやはり応援されているのだ。

AKB48やその関連グループ、モーニング娘。、ももいろクローバーZなどアイドルグループが乱立する中でBerryz工房が躍進するのはなかなか難しい。そんな状況でも“ももちキャラ”がここまで注目されるのは彼女の努力があればこそだ。自信を持って続けて欲しい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)