8月24日から行われたAKB48の東京ドーム公演には、インドネシアのジャカルタを拠点とする姉妹グループJKT48もサプライズ出演した。AKBの前田亜美がその際に彼女たちと食事した様子をブログで紹介している。ジャカルタ流のご飯の食べ方に彼女も興味津々だった。
前田亜美は今年の2月にジャカルタで行われたイベントに参加して、JKT48と一緒にステージに立っている。そんな縁もあり今回の東京ドームでも積極的に彼女たちと交流したようだ。彼女は『前田亜美オフィシャルブログ』で8月29日に「JKTの日常よん!」と題してその様子を報告している。
彼女はインドネシア語を少しだが覚えており「JKT48のみんなと東京ドームでいっぱいお話をしました」とある程度の会話ができるのだ。そんな前田亜美が「JKTのみんなのお昼ご飯に密着してみた」と写真つきで解説した。
まず「不思議なご飯を発見した」と驚いたのが日本とおなじような白いご飯に赤い粉がかかっているものだ。インドネシアでは大方の人は辛いものが好きなので七味唐辛子をふりかけて食べるのである。
JKTメンバーから「これ美味しいよトライトライ」と勧められたのが『abon sapi』と書かれた袋だった。「お肉のふりかけ」と彼女たちが説明したそれは「確かにおいしかった」と前田亜美も感想を語っている。
調べてみると『abon sapi』とは“牛肉の田麩(でんぶ)”のようなもので、インドネシアではご飯の他にクラッカーなどさまざまな食べ物の味付けに使われるという。
JKTメンバーと楽しいひと時を過ごした前田亜美は「一瞬でジャカルタの気分を味わえた」と充実感に浸ると、「言葉をもっと勉強してみんなと仲良くなりたいな」と次の出会いを楽しみにしていた。
折りしもこの日の公演ではAKB48の再組閣が発表され、高城亜樹と仲川遥香がJKT48へ。そして宮澤佐江と鈴木まりやがSNH48へ移籍となることが分かったのだ。
ジャカルタも上海も言葉はもちろんだが食生活や習慣も日本とは違うところがあるだろう。海外移籍するメンバーにはそれを不安と感じずに、前田亜美のように楽しんでもらいたいものである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)