HKT48の兒玉遥がテレビ番組でメンバーの指原莉乃と対談した。移籍組である指原が、HKTメンバーが敬語を使うことを寂しがると兒玉から「やっぱりサシハラスメントが怖い」と本音が出たのだ。この“サシハラスメント”に関しては他のメンバーも報告しておりファンも心配している。
指原莉乃がAKB48からHKT48へ移籍して約2か月が過ぎる。6月16日に彼女の移籍が発表されるとHKT48のメンバーから「これからHKTはどうなるんだろう?」といった不安の声が聞かれたものだ。
今ではAKBで鍛えた指原莉乃のトークなども参考にして、HKTメンバーも「MCがうまくなった」と喜んでいる。しかしAKB48選抜総選挙で4位という人気を誇る指原莉乃にどうしても一線を引いてしまう現状もあるようだ。
8月25日に放送されたテレビ番組『王様のブランチ』にHKT48でセンターを務める兒玉遥とその指原莉乃が出演した。兒玉が博多の街を案内するロケとスタジオでの対談という企画でお互いに本音が出る場面もあった。
指原は「AKBに比べるとHKTは学校という感じ」とさまざまな点でまだまだ発展段階だと評価している。HKTメンバーにとって指原はAKBの大先輩でありHKTでも最年長という存在なのだ。そのためメンバーが心を開いてくれないことを感じるのか、指原は「みんなまだ敬語で話しかけるんですよ」と寂しげに話していた。
兒玉遥もやはり「大先輩だし、緊張する」と言う。さらに彼女は指原に対して「ちょっと怖い」と本音を話すと、「サシハラスメントが怖い」と言い出したのだ。この“サシハラスメント”とは指原莉乃が若いメンバーにすぐ抱きつくことを表した言葉だ。
HKTの宮脇咲良が指原莉乃に写真を撮影したいと頼んだところ「『いいよっ!』って言ってギューッてしてくれました」と、頬を摺り寄せて抱きしめられた様子を7月6日の『Google+宮脇咲良』で報告したことがある。宮脇は「さっしーさんて面白い」と笑っていたが、ファンからは「サシハラスメントだ! 気をつけて」と注意する声が出ていた。
一方で指原莉乃は「サシハラスメントは人がいるところとカメラの前でしかしない」と自ら説明しており、世間に仲の良さをアピールするパフォーマンスということだろうか。さらに『王様のブランチ』では「若い子ばかりだからいっぱい触りたい。触るのも大変だよ」と朗らかに話していたのだ。
そんな中でAKB48から多田愛佳がHKTに移籍することが発表された。多田は移籍発表後に行われたイベントで小さい女の子が大好きと話している。
指原莉乃と多田愛佳というお姉さん的存在がこれからHKT48にどう影響を与えるか楽しみだが、やはり“サシハラスメント”的な行動は控えないとメンバーも引いてしまいそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)