エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】スギちゃんの“ワイルド”ネタが、英語授業のプリントに登場? 「I am wild.」

「○○だぜぇ~、ワイルドだろ~?」街中で、学校で、家庭で沢山の人たちがお笑い芸人・スギちゃんのネタを真似している。特に子供たちに大人気なので、どうやら学校の先生方もスギちゃんのネタを授業に取り入れているらしい。

スギちゃんのブログには、「先生が授業中に“○○だぜぇ~”と言っていた」とか「運動会でスギちゃんファッションの先生がいた」などのコメントが寄せられている。ひと昔前は、スギちゃんと同じ事務所の小島よしおが大ブレイクしたネタ「そんなの関係ねぇ!」は、先生方にとっては頭の痛い流行だったと聞く。授業中にひとりの児童が「そんなの関係ねぇ!」と叫ぶと皆が同調しだし、先生が騒ぎを収めるのに大変だったそうだ。それに比べスギちゃんのネタは、先生が子供たちの関心を引く手段として使い易いのかもしれない。

7月8日付のブログ『スギちゃんのワイルド日記』には、後輩から送られてきたという画像が紹介されている。

中学1年生が英語の授業に使うプリントだろうか。「ワイルドだろ~?」と台詞の入ったスギちゃん風のイラストの横に、問題が書かれている。

(1) 俺はワイルドだぜぇ。→ I (  ) wild.
(2) 俺はワイルドだろ~? → (  ) I wild?

―というような、“be動詞”についての英語の勉強である。ブログによると、どこかの学校で使用されているらしいとのこと。スギちゃんは「こんなに嬉しいことはないよね」と喜んでいる。ブログのコメント欄には「ナイスな先生!」、「こんな授業なら楽しいよね」との好意的な声が多い。先生も楽しく英語の文法を学ぶ手段として、スギちゃんのネタを活用したのだろうか。

だが肝心のスギちゃんは最近、番組のジャンルを問わずどんな場面でも「○○だぜぇ~、ワイルドだろ~?」を使うことを強いられ、いささか辟易しているような言動が見られる。先日も深夜番組で「(自分でも)飽きてきた」と漏らしていた、スギちゃん。他のネタを披露する機会を奪われるばかりか、世間から「いつも同じネタばっかり」との批判まで聞こえるようになってきたのだ。スギちゃんを大ブレイクさせた「○○だぜぇ~、ワイルドだろ~?」が、逆に彼のお笑い芸人としての足かせにならないことを祈るばかりだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)