エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪・番外編】「悪魔みたいな時間だった」。梨花が子供の急病で“病院のたらい回し”に。功を奏した咄嗟の行動とは?

モデルの梨花が先日、昨年11月に生まれた長男が呼吸困難で苦しんだことをブログで報告している。彼女は救急車を呼んだのだが、いくつかの病院に連絡しても受け入れてくれずいわゆる“たらい回し”にあったのだ。その時、梨花は咄嗟の判断で救急隊員に情報を伝えてなんとか受け入れてもらえる病院が見つかったという。

「これが今、ニュースでもやっている夜間の救急医療体制の問題なのか」と、梨花はその時の心境をブログ『Rinka Happy Life』で7月31日に綴っている。子供のカゼの治療で通っていた小児科で、「もう大丈夫」と言われたその日の夜に発熱して呼吸困難となったのだ。後に幼児に多い“急性喉頭炎(クループ)”という病気だと診断された。

朝は小児科に行って安心したその夜中に、子供の様子が急変。救急車を呼んで入院するまでの不安な時間を「悪魔みたいな時間だった」と梨花は表現している。彼女は「まさか本当にこんなことが自分に起こるなんて…と、思うような出来事がありました」と救急車を呼んでから体験した事実を詳細に明かしている。

救急車が何件もの病院に連絡するが、受け入れ先が見つからない。ニュースでよく耳にする“病院のたらい回し”である。まさか自分がその当事者になろうとは予想もしなかった梨花だが、幸いにも“救急でかかれる病院をメモしていた”のだ。彼女は咄嗟に、その中で1度だけ検診に行ったことがある病院を救急隊員に伝えた。「結局その病院へ行けることとなり、あとは適切な処置をとって頂き大事にはいたらなかった」という。

さらに梨花は、「この話をするのをなぜかとても迷った。ましてや話す日がくるなんて思ってもみなかった」と自身が小学生の頃の出来事を明かしている。彼女の妹も今回のような事態にあったのだ。「私の妹はこの状況で正しい処置にも恵まれず病院について数分後、息をひきとった。1歳2か月の頃だった」と辛い思い出を記す。梨花は今回のように「日頃からの行動や情報、そしてほんの少しの知識があるのとないのとでは少しは違うんじゃないか!?」と伝えたかったのだ。

「日本の夜間救急医療体制の問題は国レベルの問題で簡単に解決できることではない。そんなことはわかっている」と彼女がいうように、“病院のたらい回し”は簡単には解決しないのかもしれない。しかし、それでも母親には我が子のためにできることがある。梨花はそれを気にかけて欲しかったのではないか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)