昨年から今年に掛けて芸能界は出産ラッシュといっても過言ではないかもしれない。いずれもさまざまなメディアで取り上げられている。お笑い芸人の髭男爵・山田ルイ53世も自身のブログで、生まれた娘の名前を命名したと7月18日に発表した。しかし発表から1週間経った今も「山田ルイ53世の娘は○○!」と取り上げるメディアは少ない。山田はこれをことさら嘆いているようだ。
お笑い芸人の髭男爵・山田ルイ53世が、長女の名前を決定したと自身のブログで発表した。「百夏ちゃん」に命名したとのことで山田は、ももいろクローバーZの大ファンなので、リーダーの百田夏菜子にあやかったのかと思われたが、実際には夏の満月の日に生まれたのでこの名前を付けたという。ちなみに、『大竹まこと ゴールデンラジオ』(文化放送)で共演中のオアシズ・光浦靖子から「芸人らしく笑いを取れ」と、山田の娘ということで提案された「美豚(ビトン)」という名前は、もちろん却下されている。
山田は、最近自身のオフィシャルブログ 『カンパイオトコ』を開設した。娘の育児を中心に書き込む「育児ブログ」にするつもりなのだという。一時は、「ルネッサ~ンス!!」でお茶の間の人気者となった髭男爵だったが、その後仕事が激減。新しいキャラクターの「イクメンタレント」になり、起死回生を狙っているようだ。自身も「イクメン商法」や、わざと過激な発言をして話題を作る「炎上商法」に乗っかりたいと『髭男爵 山田ルイ53世のルネッサンスラジオ』(文化放送 Podcast)で本音を吐露した。
出産ラッシュの次には、必ず“イクメンタレントブーム”が訪れる。次世代の“イクメンタレント”としては、お笑い芸人・FUJIWARAの藤本敏史や俳優の松山ケンイチや元格闘家の魔裟斗らが山田のライバルとなってくる。今後こちらも、群雄割拠の時代を迎えることになりそうだ。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)