才能はあるのに埋もれている無名な人を紹介する番組『うもれびと』に出演。その後『笑っていいとも！』にも登場し、にわかに世間の注目を浴び始めている陸上十種競技の元日本チャンピオン、武井壮をご存じだろうか。強烈な個性と驚きのトレーニング法で、テレビ界に新キャラ出現の予感だ。

陸上十種競技の元日本チャンピオンの武井壮（39）が、『たまむすび』（TBSラジオ）に出演した。何かに襲われたときに対処できるようにと、毎日鍛えているムキムキの筋肉に真っ白なタンクトップ姿で現れたという武井。そのトレーニング方法も変わっている。ライオンやトラなど猛獣との戦いを日々シミュレーションしているのだ。ちなみに陸の動物とならば、2万戦無敗だと語る。また武井は、体力が有り余っているため疲れ知らずで毎日ほとんど寝ないそうだ。そのため、8年ほど前から自宅を持たないという強烈な私生活を送っている。

先日出演した『笑っていいとも！』でも、手だけで富士山登頂に挑戦し気を失ったり、実際に猛牛と戦い死にかけたというワイルドな経験を続々披露した。しかしこの武井、口だけの“ワイルド”かと思いきや、陸上十種競技の元日本チャンピオンというのだから、正真正銘のワイルドなのだ。

この強烈なキャラで今後、戦場カメラマンの渡部陽一や、女装家のマツコ・デラックスのように芸人以外の文化人枠で、テレビに引っ張りダコの存在になる日が近いのかもしれない。
（TechinsightJapan編集部 佐々木直まる）