前田敦子が板野友美の21歳の誕生日に祝福メールを送ったところ、「7年の深い絆」と返信があったという。彼女はそのことをブログで報告すると、板野やAKBメンバーへの想いを綴ったのだ。間もなくAKBを卒業する前田にとって、板野の言葉は心にしみたようである。
『前田敦子オフィシャルブログ』では、7月3日に誕生日を迎えた板野友美に「ともー!! Happy birthday!!」とメールを送っていたことを明かしている。AKB48オープニングメンバーオーディション最終審査に合格して、2人を含む1期生が誕生したのは2005年10月30日のことだ。12月8日には秋葉原48劇場第1回公演を行ったが、関係者以外の一般客はわずか7人だった。
そんな時期を過ごしてきたAKB48 1期生の絆は特別なのかもしれない。“7年の深い絆”という板野からの返信に、前田は「ほんとに切っても離れない絆。私たちメンバーにはあると思う…」と心境を綴っている。あるいは全AKBメンバーへの気持ちともとれるが、やはり1期生として過ごした日々を振り返ったのではないだろうか。
今でも語り種になっている、2010年7月10日に代々木第一体育館で行われたAKB48コンサート“サプライズはありません”でのケーキ事件。あの時に前田へのサプライズバースデーケーキを運んできたのが板野だったことは、2人の絆が深いことの証でもあったのだ。
その前田敦子も8月27日の卒業公演でいよいよAKB48のメンバーではなくなる。しかし、板野友美をはじめ深い絆のあるメンバーの存在は前田にとって故郷のような心の支えとなってくれることだろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)