エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「人というカテゴリーで良くない?」イモトアヤコも感動した“ボクラノセカイ”のPV。国境越えて24人が熱唱!

テレビ番組『なんでもワールドランキング ネプ&イモトの世界番付』のMCと外国人出演者が参加した楽曲「ボクラノセカイ」のPVが、番組で紹介された。MCのイモトアヤコがブログでその内容に感激した様子を綴っている。世界各国を駆け回る経験をしてきた彼女でさえ、今までの概念が変わるほどの衝撃を受けたという。

「世界を学び、日本を知る。」をテーマに、様々な分野における世界ランキングとその中の日本の順位を発表。それについて各国の外国人タレント20人(G20)が語り合う。そんなワールドワイドな視点で作られた番組が『なんでもワールドランキング ネプ&イモトの世界番付』である。

今年の6月に番組テーマ曲を出演者を交えて作成する話となり、G20の中でアメリカのアーティストであるジャミールが楽曲を作った。歌の部分は全編日本語だが、G20メンバーの心がこめられた歌声が聞かれる。MCのネプチューンの3人とイモトアヤコも参加してまじめな歌声を披露した。

7月27日の同番組では、そのテーマ曲“ボクラノセカイ”のPVがノーカットで公開。作詞も手がけたジャミールについて「世界がひとつになって歌う曲。その世界をつなぐ日本語の歌詞を大事に曲を作っていった」とその心境が紹介された。

「偶然日本を選んで、偶然日本で出会った。生まれた国の違う20人。その一人一人が歌声を重ね、ひとつの日本語の歌が出来上がった」とのナレーションと共に各自がスタジオで録音する様子が流れると、“バラエティ番組”のテーマ曲とは思えない壮大な取り組みとなったことがわかる。

楽曲“ボクラノセカイ”は、様々な国の人々が言葉の壁を超えてお互いに分かり合おうとする姿からはじまり、「人にはそれぞれに個性があり、自分の一番はきっとある」といった内容で、世界中の誰もが元気になれそうな歌だ。

スタジオでPVを見終えると、中国人の王雪丹が涙を流していた。MCの名倉潤から「どうした、出番が少なかった?」と声をかけられると、彼女は「すっごい感動した。こうやって仲良くしたらすごいいいなと思った」と語ったのだ。名倉も「ホンマに世界がこうなればいいよね!」と今度は真面目に受け止めていた。

イモトアヤコもPVをスタジオで見た心境を、7月30日の『イモトアヤコ オフィシャルブログ』で綴っている。「それぞれの強い思いがワンフレーズに込められていて、人の思いのパワーのすごさを感じられた」と彼女はいう。G20やネプチューン、そして自分自身の歌声の力に圧倒されたようだ。

イモトは“珍獣ハンター”をはじめとしてロケで世界中をまわるのだが、「何となくここの国の人はこういう人という風に、自分の枠の中で判断してしまっている部分があった」と明かしている。世界を旅してもそこには国境があり、それぞれの国でイメージを作ってしまうという。

しかし“ボクラノセカイ”を聞いた彼女は、国境などは無視して「人というカテゴリーで良くない?と思えるくらい、みんな一緒に楽しそうに歌っている」と感じたのだ。世界が抱える様々な問題を、国でくくらずに「人対人で考えることが出来たら」少しでも解決に近づくのではないか、「ボクラノセカイがちょっとでも考えるきっかけになったらいいな」とイモトアヤコは望んでいた。

“ボクラノセカイ”(G20+ネプ&イモト)は、8月8日にCDも発売される。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)