フリーアナウンサーの羽鳥慎一が芸能界で尊敬する人物は、徳光和夫とナインティナインの2人、そしてタレントの高田純次だという。その憧れの高田にインタビューした羽鳥アナは、65歳とは思えぬ高田の頭の回転の速さに圧倒されっぱなしであった。
7月10日放送の『情報満載ライブショー モーニングバード!』(テレビ朝日系)内の“サキドリアップ!”のコーナーで、羽鳥慎一が高田純次と対談した様子が紹介された。羽鳥アナは「高田純次さんのような男性になりたい」と、ことある毎に話しているほどの憧れの存在。彼の唯一無二の“テキトーキャラ”は、豊富な知識と反応の速さから生み出され、他人が真似をしたくても不可能であるといわれる。羽鳥アナも“自分には絶対、真似できない”と分かっているからこそ、高田に強く魅かれ尊敬の念さえ抱いているようだ。
「どうも~“シルベスター・スタコラサッサ”です」と自己紹介しながら、趣味の悪い紫の派手な伊達眼鏡をかけ、吹き戻し(笛のおもちゃ)を鳴らしながら現れた高田。羽鳥アナによるとインタビューの本番直前にスタッフが、「この中で使えるものがあったら、選んでください」と高田に小道具を見せたそうだ。すると彼は「コレと、コレ」と瞬時に選んだそうである。
通常インタビューする際はあらかじめ質問する内容を相手に伝え、本番前に打ち合わせを行う。だが高田は、一切そのようなことはしないという。実際にこの日も事前の打ち合わせは全く無かったそうだ。
しきりに高田を尊敬していると話す羽鳥アナに対し、「僕の尊敬する人は“二宮金次郎”」と真顔で答える高田。続けて「好きな食べ物は“カツ丼”かな」と聞いてもいないことを勝手に喋り出す彼を、羽鳥アナは嬉しそうに見つめる。真剣に何を質問しても、テキトーな答えしか返ってこない。それでも高田が目の前にいるだけで、羽鳥アナは楽しそうであった。
対談中、色紙にサインを頼んだ羽鳥アナ。そして「僕あてにメッセージを書いていただけますか?」と付け加えた。すると“コンサートよりインサート!!”と、やっぱり意味の無いメッセージが書かれていたのだ。いつも期待を裏切らない“テキトー”さを見せてくれる、高田。最後に羽鳥アナは、「高田さんの仕事に対する姿勢を見習いたい」と話した。芸歴が長いベテランであるのに、いつも攻めの姿勢で仕事に望んでいる高田の姿が、尊敬している一番の理由であるそうだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)