脚本家の三谷幸喜(50)は、この2か月で体重を8キロも減らしたそうである。人間ドックを受けた際に「肝臓の状態が悪い」と指摘され、医師から“食生活の改善”と“1日8000歩は歩くように”と指導された。この2点を心がけて生活した結果、自然に体重が減ってきたようだ。
「お酒はほとんど飲まないのに“肝臓が悪い(脂肪肝)”って言われたんです」と、納得できないように話す三谷幸喜。7月3日放送の『はなまるマーケット』(TBS系)のトークコーナー“はなまるカフェ”に、11年ぶりに出演した。昨年5月に妻・小林聡美との離婚を発表し、現在は12歳の愛犬ラブラドール・レトリバーが彼の生活の中心となっているようだ。
三谷は人付き合いがとにかく苦手だという。自分の作品に出演している俳優やスタッフと一緒に食事に出かけることも無ければ、打ち上げなど宴会の類にも絶対に参加しない。「他人から気を遣われるのも、自分が気を遣うのも苦痛」なので、彼が他人と接する機会は仕事の打ち合わせか、舞台稽古などでの現場ぐらいなのだ。三谷は仕事を休むことはほとんど無く、朝5時に起きて1時間の愛犬との散歩、その後は外出の予定が無ければ自宅でずっと執筆している毎日だそうだ。
これだけ人付き合いが悪い三谷が友人と呼べるのは、タレントのYOUだけだと話す。たまに彼が出演したテレビ番組で「三谷さんにサプライズゲストがいらしています」という場面があっても、彼女しか出てこないのが分かっているほどだ。
知人と外食に出かけることも無く、お酒もあまり飲めない三谷が「肝臓の状態が悪い」と指摘されたことに、納得がいかなかったようだ。しかし今は医師のアドバイスを素直に聞き入れ、炭水化物を控え野菜不足解消に青汁を飲み出した。毎日の愛犬との散歩は真剣に歩くことに集中しているという。すると2か月で、体重が8キロも落ちたらしい。
食生活もメニューを考えるのが面倒なので、毎日ほとんど同じものを食べているそうだ。自炊することは嫌ではないが、何を食べるのかを悩みたくないという。自分の生活スタイルを頑なに守り、崩すことを極端に嫌っている三谷。彼の話を聞いていると、前妻との結婚期間が16年もあったことが奇跡に思えてくる。三谷の生き方を否定はしないが、彼は他人と一緒に暮らすことに向いていないのだろう。その彼の唯一の理解者は、“今まで一度も叱られたことが無い”実母だという話が妙に印象的であった。
(TechinsightJapan編集部 みやび)