タレントのベッキーがテレビ番組『ひみつの嵐ちゃん』で二宮和也、大野智と共演した。何かにつけて「ベッキー頑張ってるね」と口にする二宮にイライラした彼女は、「頑張っているわけじゃない、自然だよ」とプライベートでの美容や健康の秘訣を明かし出した。

ベッキーと二宮和也は約9年前にドラマ『Stand Up!!』で共演している。ベッキーもその頃から顔見知りの二宮とは、嵐のメンバーの中でも気兼ねなく話が弾むようだ。7月26日に放送された『ひみつの嵐ちゃん』（TBS）では“嵐シェアハウス”にベッキーが訪れて、その二宮和也と嵐のリーダー大野智がもてなした。

トークが進む中、「何か飲む？」と尋ねられたベッキーは「私は自分で持ってきているから」とおしゃれな水筒を取り出した。彼女は“お湯”しか飲まないのだ。彼女は「水よりも“白湯”（さゆ）の方が体にやさしい」と説明すると、一年中、夏でもお湯を飲み、ジュースなどを飲むことがあっても口の中で温めてから飲み込むと話した。

これはベッキーの自己流ではなく『白湯健康法』として広く活用されている方法なのである。しかし、外出先にも水筒でお湯を持参するというのだから、その徹底ぶりがベッキーらしい。

そんなベッキーに二宮和也が「他には何を“頑張ってる”の？」と尋ねると、「やめて、それ」と、さすがのベッキーもイラッときたようだ。「頑張ってるのではなく楽しいんだよ。自然だよ」と、彼女は念を押した上で美容健康の秘訣を語ったのである。

彼女は「夜10時に寝る」という。これは“夜10時から朝2時までがゴールデンタイム”だとする説がある。その間に細胞が再生されて美肌をはじめ、いろいろな面で良い影響があるというわけだ。「もし夜9時45分に帰宅したら、メイクを落とすとまず寝る。そして深夜2時に起きていろいろなことをする」とベッキーは生活パターンを解説した。

この日の収録が夜10時になる直前だったことから「じゃあ、写真撮って終わろうか」と二宮が言い出すと、ベッキーは「仕事の時は頑張る」と慌てて制止していた。

また、食事の面では「お肉やチーズは普段あまりとらないようにしている」らしい。だが、この日の料理メニューがチーズフォンデュと分かると「大好き！」とベッキーも食べていた。状況に応じて臨機応変に行動できるのもベッキー流なのだ。

ベッキーといえばこれまでにも「黒っぽいものは身に着けない」、「毎日前向きな言葉を日記に書く」などポジティブに過ごす工夫を語ったことはあるが、こうして美容や健康にも地道な努力を続けているのである。だが、最近では以前に比べると原色でカラフルな衣装や小物は減って、シックな濃紺や茶色系も着こなすようになった。彼女も28歳のアラサーとなりセンスも変化しているようだ。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）