エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「タモリさんは“底辺の芸人”」。江頭2:50、27時間テレビの“いいとも”で11年ぶりに暴走。

FNS 27時間テレビの生放送で『笑っていいとも!』の特番を進行中に、タレントの江頭2:50が乱入して司会のタモリを祝福した。江頭は11年前にわけあって『いいとも』を出入り禁止されて以来の登場を果たしたことになる。ところが彼はキワドイ言動を繰り返してレギュラー陣をハラハラさせたのだ。

FNS27時間テレビ 笑っていいとも!  真夏の超団結特大号!! 徹夜でがんばっちゃってもいいかな?』が7月21日放送開始されて間もない夜8時15分頃のことだ。『笑っていいとも!』の過去の名場面を紹介する中で江頭2:50が何度もサプライズ登場していた頃の様子が流れた。

彼は客席から飛び出したり、ガードマンの制服やうさぎの着ぐるみ姿で登場。観覧客の悲鳴に包まれながらステージに上がりタイツ姿となって“エガちゃんダンス”を披露する。そして最後には観覧席へ思い切りよくダイブするのがお決まりだった。だが、このダイブが度を過ぎていると指摘されていた。

それから実に11年を経てこの日の27時間テレビ用の『いいとも』スタジオに突然、うさぎの着ぐるみが走りこんできた。なんと着ぐるみを脱ぐと中身は江頭2:50である。彼は「いいとも11年ぶりの復活だぜ!」と雄叫びを上げると“エガちゃんダンス”を乱舞。共演者も暴走しないかハラハラして見守っていた。

江頭はやがてタモリに近づくと「タモリさんすごいよ!」、「30周年お疲れ様!」と上から目線で口走ってしまい、当のタモリを苦笑させていた。それでもヒートアップした江頭は「あの時代にタモリさんが“いいとも”の司会になることが、どれだけセンセーショナルでアナーキーなことか分かるか!?」と興奮してレギュラー陣に説いたのだ。

さらに彼は「タモリさんはな! いわば、俺と同じなんだよ! “底辺の芸人”なんだよ!」とまで言い放ち、タモリをはじめ周囲も返す言葉も見つからずに、ただただ唖然とするばかりだったのである。

江頭も言い過ぎたと思ったのか、矛先を変えて観覧客に禁断のダイブをしようとすると、中居正広が「女性の客ばかりに飛び込まずに男のところにはいけないのか?」とけしかけたのだ。それで火がついた江頭は男性3人のグループへ向けてダイブ。屈強の男性達に受け止められてステージへ弾き飛ばされると何度かダイブを繰り返した。

この段階でもはや手が付けられなくなった江頭2:50はレギュラー陣やスタッフから抱えられて強制退場させられてしまったのである。こうして、わずか10分間程度で彼の11年ぶりとなる『いいとも』復活は終わった。江頭2:50らしいパフォーマンスではあったが、またしばらく彼の姿を『いいとも』で見ることはなさそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)