AKB48の指原莉乃が握手会で、アイドルグループ・ももいろクローバーZ(ももクロ)のファンから「モノノフなめんな!」と言われたことを明かした。彼女がプロデュースするライブイベントにももクロも出演することが決定しており、それに関する発言と思われる。指原は大のももクロファンであり、ちょうど彼女がレギュラーを務める月曜日の『笑っていいとも!』にももクロが出演したことから一般ファンのように喜んでいた。
『指原莉乃プロデュース 第一回ゆび祭り~アイドル臨時総会~』が日本武道館で6月25日に開催される。指原莉乃のソロデビューシングル「それでも好きだよ」初回限定盤にイベント応募券がついているという仕組みで連動された企画だった。しかし、参加アイドルが順次決定すると、まさに大アイドル祭りの様相となり盛り上がりを見せている。
この通称“ゆび祭り”にはアイドリング!!!、私立恵比寿中学、SUPER☆GiRLS、東京女子流、ぱすぽ☆、渡り廊下走り隊7の参加が分かっていたが、その後でももいろクローバーZやBuono!が決定。さらに指原とシングル対決した、乃木坂46の参加まで実現した。
この参加アイドルグループでも飛ぶ鳥を落とす勢いなのがももクロだろう。激しいことで知られる彼女たちのパフォーマンスについていくファンも、相当の体力を必要とするらしい。彼女たちの熱いファンを“モノノフ”と表現するのだ。
そんな時期に指原が6月4日のGoogle+で、「この間、握手会でモノノフなめんな!と言われたけど…」と報告した。どうやらファンのひとりがAKBの握手会に出向いたようだ。この言葉はタイミング的に、指原はじめ他のアイドルのファンに“ゆび祭り”では負けないという挑戦ともとれる。しかし指原は「全くそんなことない」として、なめているどころか「むしろすごい! モノノフさん熱いZ!」と彼らを評価しており、「お互い仲良く楽しめるイベントにしたい」と呼びかけたのである。
彼女がこのことを記した日は、『笑っていいとも!』でテレフォンショッキングのゲストにももクロが出演している。ももクロメンバーとタモリのトークで「実は指原莉乃も“モノノフ”だ」という話題になった。
楽屋裏から指原が登場すると、ももクロと対面して「かわいい!」と素のファンに戻って感激。彼女が「2年前から応援していたんです」とももクロファン歴が長いことを明かすと、ももクロメンバーも指原のソロデビューシングルを購入して応援したが、乃木坂46との対決は残念だったと話したのだ。このことで“ゆび祭り”を前に、指原とももクロの仲が良いことを改めてアピールできたのである。
また、指原は「アルタ前で一部のモノノフさんにご挨拶。やさしかった」と、ももクロ目当てに来ていたファンと交流したことも明かしている。握手会では挑戦的な言葉をもらったが、これで彼女の中でもモノノフとの和解を実感できたことだろう。“ゆび祭り”では指原が望むように「お互い仲良く楽しめるイベント」となって欲しいものだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)