ナインティナインの矢部浩之が『徹子の部屋』に初出演を果たした。コンビ結成秘話や自身の生い立ちなどを語った矢部だったが、今年37年目を迎えるこの超長寿番組に出演した際に、黒柳に“絶対に聞いてはいけないコト”があったことを打ち明けた。

自身がメインパーソナリティを務める『ナインティナインのオールナイトニッポン』で、ナインティナイン・矢部浩之の口から『徹子の部屋』（テレビ朝日系）に出演した時のエピソードが語られた。

以前、ナイナイが『岸和田少年愚連隊』の映画宣伝の際に、『徹子の部屋』に出演できるかもしれないという話があった。しかし、どうやら“愚連隊”という言葉が番組に合わなかったということなのか、直前で出演NGになったことがある。それ以降約15年間、出演することはなかったナイナイ。だが今回、ブラジルW杯アジア地区最終予選を前に『やべっちF.C.～日本サッカー応援宣言～』の番組宣伝として矢部だけが、満を持しての初出演となった。

番組の冒頭、コンビ結成秘話や自身の生い立ちなどを語った矢部だったが、CM明けには2人は『やべっちF.C.』の番組宣伝のために日本代表のユニフォームを着て現れた。その時矢部は、黒柳はどうやってあのボリューミーな髪型ですばやくユニフォームに着替えられたのかと疑問に思ったという。のちにスタッフの話で、黒柳のユニフォームには首の横にジッパーがあり“徹子仕様”になっていたことが判明した。

また矢部は出演に当たっての打ち合わせで、黒柳に対して「絶対に聞いてはいけないコトはあるか？」と訊ねたそうだ。ディレクターから返ってきた答えは「（黒柳の）年齢のことだけは…」であった。「数字を言ってはダメ」と釘を刺されたというのだ。これを聞いた相方の岡村隆史は、逆に78歳であれだけしゃべれるのは若いと感心していた。

芸人の間では「芸人クラッシャー」として恐れられる『徹子の部屋』。これまでにも多くの芸人が黒柳を前に完敗を喫している。残るはまだ一度も出演を果たしていない相方の岡村。彼がどう黒柳と対するのか、ぜひ見てみたいものだ。
（TechinsightJapan編集部 佐々木直まる）