コラムニストのマツコ・デラックス（39）は、女装タレントとしても大人気である。当初は情報番組などでコメンテーターとしての活動が主であったが、現在はお笑いタレント顔負けのパフォーマンスまでも披露している。

マツコ・デラックスの人気パフォーマンス（？）のひとつに、“ぶつかり稽古”がある。相撲の稽古のひとつで受け手はマツコ、攻め手は芸人数人というものだ。ある番組で披露して大ウケだったのだがその後も出演するたびにやらされ、他の番組でも要求されるようになったのだ。だがこの“ぶつかり稽古”、普段運動などしないマツコにとって体力の消耗が非常に激しいらしい。おまけに大量の汗が噴出し、せっかくキレイに整えた化粧や衣装にも影響が出る。しかし、6月21日に放送された『有田とマツコと男と女』1時間スペシャル!!!（TBS系）では、この“ぶつかり稽古”は今や自分の「キラーコンテンツ」だとマツコ自らが認めている。

あまりの人気で、とうとう営業の話まで持ち込まれたようだ。大手スーパーの施設屋上で、“ぶつかり稽古”でマツコの催しをして欲しいという。だが、現在も将来もこの“ぶつかり稽古”の営業は、さすがのマツコも受けることは無さそうだ。

翌22日には『ヒルナンデス！』（日本テレビ系）の生放送で嵐の相葉雅紀（29）と共に、23日に最終回を迎えるドラマ『三毛猫ホームズの推理』の番組宣伝に現れたマツコ。相葉を立てて自分がピエロになろうと頑張るものの、マツコは金曜レギュラーの有吉弘行らから冷やかされイジられていた。「有吉とは友達じゃない。ビジネスライクな付き合いだけ」、相葉がプライベートで畑作業をしていると聞けば「また～、そんなことでイメージアップを狙ってるの？」と機関銃のようにトークを繰り広げる。おまけにクイズコーナーなのでマツコは回答もしなければならず、とうとう喋りすぎて咳き込み止まらなくなってしまった。

タレントとしての人気が出始めてから、マツコは「喋りすぎ、やりすぎて必ずあとで落ち込む」とよく語っていた。周りの期待に応えようとフル回転しているのが、見ている私たちにも伝わり気の毒になることがある。この『ヒルナンデス！』でもトークで大暴れした挙句、野菜の知識を問うクイズでチャンピオンになり、優勝のご褒美まで手にしてしまい戸惑っていた。そんなマツコがどこか可愛らしく見えたのは、女性側からだけの印象であろうか。
（TechinsightJapan編集部　みやび）