東京都内、深夜2時過ぎの繁華街。20代の若い女性が街中に長い間立っていたら、男性はどう声をかけてくるのだろうか。酒に酔った人たちも多く行き交う真夜中の渋谷に、ある番組の企画で女性お笑いタレントとTBS女子アナウンサーらが立っていた。自分のことを知っている一般人から、声をかけてもらうために…。
6月13日放送の『テベ・コンヒーロ』(TBS系)では“トリオ対抗!街中で声をかけられるまで帰れませんバスツアー”と題し、お笑いトリオのロバート、我が家、あやまんJAPANらが参戦した。
トリオ3人がそれぞれリレー方式で繁華街の街中に立ち、一般人から声をかけられたら自分の名前を言ってもらうというもの。トリオ全員が声をかけてきた人を、番組出演者の待機場所であるバスの中に連れて来たら、メンバー全員が帰宅できるのだ。
そこで『テベ・コンヒーロ』からも代表としてMCの田村淳(ロンドンブーツ1号2号)や藤本敏史(FUJIWARA)、有吉弘行もチームとして参加。他のメンバーより知名度があるため、“マスク着用”のハンデが課せられた。
だがやはりハンデがあろうと、『テベ・コンヒーロ』チームは早々に全員が声をかけられてしまった。そのため番外編で、枡田絵理奈アナウンサーが急遽参戦することになったのだ。
「私、人気女子アナランキング34位ですよ」と戸惑いながらバスを降り、渋谷に立つ枡田アナ。深夜2時過ぎとはいえ、人通りは少なくない。派手な印象の無い彼女だが、果たして声をかけてくれる人はいるのだろうか。
清楚な膝上のミニスカート姿で佇む彼女は、やはり普通のOLには見えない雰囲気がある。だが全く声をかけてもらえない。「カトパン(フジテレビ加藤綾子アナ)だったら絶対、こんなこと無いですよ」と、枡田アナは力無く語った。しばらくして自らギブアップ宣言し、バスの中に戻った彼女。声はかけてもらえたが「AV女優でしょ?」と何度も言われ、自尊心が傷つき心が折れてしまったらしい。泣き笑いの顔で帰ってきたのだ。
それよりヒドイ声かけをされたのが、ファンタジスタさくらだ(あやまんJAPAN)だ。「いくらなの?」とストレートに男性から聞かれたが、さくらだは「今お仕事中なんです」と相手にしなかった。やはり真夜中の繁華街で女性が1人で立っていると、そんな目で見られてしまうのだろうか。さくらだに声をかけた男性は、名残惜しそうにゆっくりと彼女から離れていった。
(TechinsightJapan編集部 みやび)