元モーニング娘。の矢口真里(29)と中村昌也(26)夫妻が、5月22日に都内のホテルで結婚披露宴を行った。挙式後の会見で披露した矢口の純白のウエディングドレス姿はマスコミで多く報道されたが、お色直しでは全身赤一色の華やかなドレスを彼女は着用している。実はこの“赤”の色には、矢口の特別な思い入れがあったのだ。
矢口のブログには結婚披露宴を迎えるまで、心身とも疲れ果てた様子が綴られていた。経験のある方なら、うなずいて頂けるかもしれない。披露宴の準備中に仲が悪くなり、別れてしまうカップルもいるくらいこの作業は大変である。親や仕事関係者やホテル側、そして時には結婚する相手とまで、最初の準備段階から意見がぶつかり合う。山ほど決めなければならないことがあるのに、調整が上手くいかず時間だけが過ぎてゆく。矢口も例外ではなかった。時間が不規則な仕事をこなしながら、合間を縫っての披露宴の準備に、「上手くいかないことが多いですね」とブログに弱音を綴っていたこともあった。そして晴れて結婚式を迎えた彼女は、美しいウエディングドレス姿で微笑んでいた。それまでの苦労が報われた瞬間でもあったのだ。
ここ数日間の矢口のブログ『初心者です。』には、結婚式や披露宴の詳しい様子が報告されている。26日の更新では、彼女がお色直しで着用したドレス姿の写真が掲載されている。大きな髪飾りやフリルいっぱいのドレスも、全て“真っ赤”。上から下まで他の色は一切入っていない。大人が着る赤のドレスは変にケバケバしくなったり、子どもっぽくなりすぎたりでセンスが問われる。矢口のドレスは親交のあるスタイリストに作って貰ったそうで、赤一色で単調になりそうなところを素材の違う生地をアクセントにした素敵なドレスに仕上がっていた。
実はこの“赤”という色は、モーニング娘。のセンター色だという。当時この色は安倍なつみの色で、矢口は黄色や薄紫だったそうだ。お色直しでは黄色のドレスも考えたようだが、“結婚式はセンターでいたい”という矢口の強い希望で赤のドレスに決まったことが、ブログに書かれている。いつの時代でも、どのグループでも、センターはメンバーの憧れなのだろう。
4月からレギュラーになったお昼の生番組では、スタジオを飛び出して食べ歩きのロケにも挑戦している。アイドルを経ての主婦タレントは多数いて競争が激しい。矢口カラーを積極的に出し、これからも活躍してくれることを期待したい。
(TechinsightJapan編集部 みやび)