エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「注目浴びるのは大変…」。指原、涙の真相。生放送で泣いたさしこに峯岸が熱いエール送っていた。

AKB48の指原莉乃が、先日のラジオ『AKB48のオールナイトニッポン』で突如泣き出したことがあった。それと同じタイミングでテレビ番組が彼女を追っていたことから、指原の泣く姿が5月11日に放送された。番組でその日の指原の行動と、彼女を取り巻く状況が分かるに従い涙の真相も浮き彫りにされていった。

指原莉乃のソロデビューシングル『それでも好きだよ』が5月2日にリリースされた。AKBの公式ライバルグループ、乃木坂46のセカンドシングルも同日発売となったことで“指原VS乃木坂”と話題になっていた。テレビ番組『週刊AKB』からある企画がもちかけられたのは、そんな時期だったのだ。

“指原莉乃 24時間以内にGoogle+300回投稿に挑戦”として、5月4日の午後6時から5月5日の午後6時までに300回投稿するというものだ。事前に聞いていた指原は、5月2日には番組スタッフに「無理ですよ300回も」と難色を示したが、「面白いですよ」とのせられて引き受けてしまう。

それでもチャレンジ当日の5月4日には、「頑張らなきゃと思うけど、けっこうヤバいですよ。どうしよう…」と不安を隠せなかった。そんな彼女に密着した様子が、5月11日の『週刊AKB』で紹介されたのだ。

これまでには、ブログを24時間で231回更新したという中川翔子の記録が知られている。Google+と媒体は違うが、ブログの女王と言われた“しょこたん”をはるかに上回る“300回”の投稿は驚異的なものだ。しかも5月4日の指原のスケジュールは、午後7時過ぎから収録があり、深夜1時からは『AKB48のオールナイトニッポン』の生放送。翌日はリバイバル公演があるので、夜もしっかり寝なければならない。

そんなタイトな状況で企画に挑戦した指原だったが4日の収録を終えた頃に、Google+のパスワードが分からなくなるというトラブルが発生したのだ。

なんとか投稿を再開できた頃には、ラジオ収録の打ち合わせでメンバーの北原里英、峯岸みなみと番組スタッフとで打ち合わせに入った。その間も投稿を続ける指原が「ラジオ中に50投稿はしたい」と口にすると、峯岸が「ほぼ、しゃべれないじゃん」と心配した。それでも北原が「しゃべってあげるよ、その分」と温かくフォローしたのである。

深夜1時となり、いよいよラジオの生放送がスタート。指原はハイテンションで、「さっき3人で撮ったへん顔を載せたい」と投稿しながらトークするという離れ業を見せていた。そんな話からへん顔が得意な指原が「へん顔はやりたい人はやればいいと思う」と持論を展開して“へん顔”談義に移っていった。峯岸が「どうする今後?」と話をむけると、指原が「なんか分かんないんだよね…」と本音を明かすと、「なんだか楽屋みたいになってきた」と話を変えようとしたのだ。

それに対して「いいよ。たまには聞くよ?」と峯岸が言葉をかけたところ、指原が左手で口を押さえて言葉を詰まらせた。「どうしたっ?」と慌てる峯岸に「楽しいんだ。みんなといるのが一番楽しい」と涙ながらに指原が語ったのである。

その後、指原はGoogle+に「なんだかメンバーって安心するね、好きだなあ」と書きこんだところ、瞬く間に彼女を応援するコメントが殺到した。

放送が終わって、峯岸は指原に背を向けながら語った。「注目を浴びれば浴びるほど大変なことは本当にたくさんあると思う。でもそこに立つべくして立ったんだと思うので、引き続き頑張って欲しい」とカメラに向けて話したが、気持ちはもちろん後ろにいる指原に向かっていた。それを聞いた指原は「ありがとう。みぃちゃん(峯岸)。感動した。うれしい」と涙目で感激していたのだ。この後、わずかな就寝をとった指原は5日のコンサートを乗り越えて投稿300回に成功している。

後に話題となった“指原莉乃のラジオ生放送での涙”は、こうした状況での出来事だったのである。幾重にも集中したプレッシャーをラジオ番組で合流したメンバーの言葉が癒してくれたことで指原の中で様々な感情が入り混じり、思わず溢れた涙だったのではないか。

指原が凄いのはこの時、5月5日のお昼に放送されたテレビ番組をきっかけに『キスマーク疑惑』が出たのだが、それに対して同日にGoogle+で釈明したことだ。

涙するほど多忙なスケジュールの中で、なおかつテレビ番組をチェックするというのは並大抵の努力では成せない。乃木坂46とのシングル対決では敗れたとはいえ、そんな頑張りが続く限り指原の人気はまだまだ続きそうな予感だ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)