バラエティ番組で大活躍のモデル、ローラがジャニーズアイドル、嵐の番組に出演した。ローラがあの『徹子の部屋』に出演した際に嵐メンバーも楽屋で見ていたらしく、彼女に対して「本当は敬語が使えるのではないか」という話になったのだ。そんな中でローラが自由気ままに行動するので、松潤がキレかかる場面も。果たして嵐は彼女の本性にどこまで迫れたのか。

久しぶりに会ったというローラと嵐の松本潤、相葉雅紀の3人は、5月17日放送の『ひみつの嵐ちゃん』にて“嵐シェアハウス”でお好み焼きを作りながらトークを楽しんだ。

しばらく会話していると、相葉が「最近、舌を出さないね」とローラに疑問をぶつけた。言外に『やはり、あれはキャラクターだったのか』といわんばかりだ。「そうかな、無意識だよ」とローラが答えると、今度は松潤が「基本は、無意識じゃないでしょう？」と追及する。だがローラは「なにそれっ。全部、無意識だよ」と主張するのだった。

彼女はこの数日間でもいくつかのバラエティに出演しているが、舌を出すところを見ないのだ。また、手振りも以前と微妙に違っており、無意識か意識的かはともかく変化していることは間違いない。

世間も注目した、黒柳徹子とローラの共演を見ていた相葉と松潤は「徹子さんとはちゃんと敬語で話せていたよね」と尋ねた。ローラは「病院では敬語を使う。楽しいとタメ口になるけど、楽しくないと敬語になるの」と答えてしまう。嵐の2人から『徹子の部屋』がそれにあたるのかと、突っ込まれて慌てていた。

彼女は『徹子の部屋』に出演した心境を、「徹子様は…徹子ちゃんは、初めて会って凄い年上だから、緊張した」と語っている。やはり、楽しかったとはいい難く、敬語が出たのもうなずける状況だったのだ。

それではローラが本当に敬語を使えるのか、『敬語しか使ってはだめゲーム』をやってみようということになった。嵐の2人はもちろんクリアしたものの、ローラは「おひさしぶりでございますね」とぎこちなく「ご飯をお食べしたりとか」と自分に敬語を使うなど、やはり使いこなせないようだ。

ローラが好物だというお好み焼きを焼いて、食べながら会話することになった。彼女がキャベツなどをきざんでお好み焼きのタネを作り、ホットプレートで焼こうとした時だ。松潤が「4分の1は残して、4分の3は使って」と指示すると、「オッケー！　どういう意味か分からないから、全部入れちゃおう」と全部焼いてしまったのである。

「俺の話を聞いてた？」と松潤は呆れたが、ローラはそのまま彼に焼くのをまかせると、自分だけイチゴをパクパクと食べ続けたのだ。「イチゴ好きなの？」と相葉が聞くと、「フルーツは止まらない！」と嬉しそうに答えて、さらにイチゴを食べていた。

そんな状態でもお好み焼きはおいしくできあがり、食べ終わると、次はローラが飼いたかったという“キバタン”というオウムが届けられたのだ。ところがこのキバタンが元気がよく、フンをしては飛び回り嵐の2人もフンを拭こうと慌てていたのだ。ふと見ると、ローラはキッチンに行ってイチゴを食べていたのである。「お前！　なんでイチゴ食ってるんだよ！」と松潤がキレたのも当然だろう。

こうして、ローラとのひと時を過ごした嵐の2人だが、彼女について“敬語は苦手らしい”ということと“どこまでも自由だ”ということは思い知ったはずだ。

ローラについては“ゆうこりん”のようなキャラ設定だという声もある。しかし、今回の嵐との様子を見ても、多少はキャラとしての意識があるにせよ、基本は普段の彼女のままだというのが真相ではないだろうか。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）