エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】「あれは迷惑だった」。ネット上の情報提供者に苦言を呈す、向井理。

人気俳優の向井理(30)が久しぶりに自身のブログを更新し、その中で“あるお願い”をしている。言葉を選びながらも、ツイッターなどで情報を提供するユーザーに対し、モラルを強く求める内容となっているのだ。

2013年公開予定の映画『きいろいゾウ』に夫婦役で初共演することが分かった、宮崎あおいと向井理。今月クランクアップし、マスコミでの正式なこの映画の発表は5月18日となっていた。

5月18日付の向井理オフィシャルブログ『The Laboratory』では、『きいろいゾウ』の撮影が終わってすぐ海外ロケに出発、4月20日以来ブログの更新が出来なかったことをまず詫びている。だが、続けて“不思議なことにどこにも公表していない、これらの情報”がネット上に飛び交っていたことに対して、彼は不快感を表している。

記者が調べてみると、映画で長期ロケを行った場所や宿泊していたホテル名が早い段階でネット上で広まっていた。この情報を得た人数の多さは、昔のような狭い地域での口コミの情報とは比べものにならない。おまけに現在大人気の役者らが来ているとあれば、相当な人数の見物者が広範囲から押し寄せ、ロケ地は大変な騒ぎだったのだろう。

さらに向井は、映画の情報が一般のマスコミが発表する前に世間に漏れてしまったことにも困惑しているようだ。「映画やドラマは情報を出すタイミングがある」と、“大人の事情”を分かって頂きたいと言葉を選びながら、ブログ読者に向けてお願いしている。

長期宿泊していたホテルの名前が広まってしまったことにも、問題が生じたそうだ。「あれは迷惑だったなぁ」と、向井はハッキリ書いている。地域的にも、簡単には宿泊先を変更できなかった場所である。情報提供者は悪気は無かっただろうが、結果的に向井らに大変な迷惑をかけてしまったのだ。

向井はツイッターやフェイスブックも利用していないという。しかし、芸能人の中には自分の仕事のためにこれらの手段を使い、情報を発信しているケースも多数ある。提供したい情報の「これはダメで、これはOK」という選別は、やはり利用者個人の良識に頼るしかないのだろうか。
(TechinsightJapan編集部 みやび)