『太陽のマテ茶』（コカ・コーラ）のテレビCMが話題となっている。女優でモデルのかわい瞳が、ネット放送で水着姿になって同CMのマネをするなど業界でも広がっているようなのだ。いったい“マテ茶”の魅力とはなんだろうか？

外国人の男女がビーチバレーやバーベキューを楽しみながら「よく食べる、よく踊る、マテ茶！」とナレーションが叫ぶ『太陽のマテ茶』のCMは、一度見たら頭から離れない。中でも「よく食べる、よく脱ぐ、ナイスバディ！」と女性がTシャツを脱いでビキニスタイルを披露するシーンはインパクトがある。

かわい瞳は5月2日のオフィシャルブログ『ひとみブログ』で、アメーバスタジオの様子を報告している。彼女は夏を先取りした水着姿で「“よく食べる、よく脱ぐ、マテ茶！”とかって騒いだりしてました。面白かったぁ」と記しており、CMの影響がここにも表れているのだ。

実は、他にもモデルにこの“マテ茶”を飲んだことを報告する者が多い。道端カレンや読者モデルの春名亜美や松浦彩もブログで“マテ茶”の写真を手に感想を綴っている。

“マテ茶”はビタミンやミネラルが多く含まれることから“飲むサラダ”といわれ、野菜が採れにくい南米では貴重な栄養源でもある。アルゼンチンでは“マテ茶”に「シナモンを加えると“愛してる”」、「はちみつを入れると“結婚しよう”」など意思を表す手段に用いられることもあるという。それほど生活に密着しているのだ。

日本で“マテ茶”が扱われるのは、やはりその成分が美容健康によいとされるからで、モデルならずとも女性は特に気になるのも無理はない。すでにネット上では『太陽のマテ茶』を飲んだ感想も多く見受けられる。味については賛否があり、従来の“緑茶”や“ウーロン茶”の感覚とはずいぶん違うとの声もある。お茶というよりも健康飲料というイメージで飲むと違和感もなさそうだ。

ネットでも話題となったことで、このCMによる影響はまだまだ続きそうだ。その内容を要約すると「よく食べる、よく踊る、陽気に、よく笑う」とあくまでポジティブな言葉が続き、「我慢なんかしないで、よく食べる、よく脱ぐ、ナイスバディ！」と元気いっぱいだ。

『食べる・遊ぶ・マテ茶。これがラテンバイオリズム』と終わるこのCMから伝わるものは“マテ茶”だけでない何かがある。それが多くの人々に共感されて、ここまで話題となっているのだろう。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）