2日未明、ハノーファーにあるレストランに忍び込んでいた35歳の男が、不法侵入及び窃盗容疑で逮捕された。逮捕前、男は警察の目から逃れるため冷凍庫の中に隠れていたものの、すぐに見つかり外に引っぱり出される羽目となった。

このレストランの従業員から、内部に何者かが忍び込んでいるようだという通報を受け現場へ駆けつけた警察官は、窓の外から店内のカウンターの後ろで身を屈めている怪しい男を発見した。ガラス戸が破られていたことからも、この男が不法に侵入したのは明らかであった。

レストランの中に逃げ場は無いため、男が捕まるのは時間の問題かと思われていたが、警察官に見つかったことに気がついた男は店の奥に逃走した。そこには冷凍庫が置かれており、それを見た男は追手をやり過ごすため、冷凍庫の中に身を隠すことを思いついた。

だが冷凍庫の中へ入り扉を自分で閉め身を潜めたのも束の間、捜索のために扉を開けた警察官にあっさりと見つかってしまい、外に引っぱり出され御用となった。

後に行われた警察の捜査で、男は今回の不法侵入以外にも麻薬を不法所持していたことが明らかとなっており、現在裁判が行われている。
（TechinsightJapan編集部　椎名智深）