板倉俊之(インパルス)の発案だったのだろうか。地球外生命体「E.T.」ならぬ、田中卓志(アンガールズ)の「T.T.」。本家の「E.T.」こそ“キモかわいい”と思えるが、田中の「T.T.」には悲鳴どころか息を呑む“キモさ”であった。しかし、本当はもっとグロテスクになる予定だったようだ。
5月26日放送の『爆生レッドカーペット 奇跡のコラボ大連発!! 生つぶ生リクだぜぇSP』(フジテレビ系)の“コラボカーペット”で板倉と田中は、1982年に公開されたアメリカのSF映画『E.T.』を題材にしたコントに挑戦した。
田中が演じる「T.T.」を部屋に匿っている、小学生役の板倉という設定である。コントが始まり田中が舞台に姿を現すと、「ひぃ~」という悲鳴が客席からあがった。その後も田中が動くたびに「き、気持ち悪い」などと声が聞こえ、肝心のコントはそっちのけになってしまった。それほど田中の「T.T.」は、インパクトがありすぎた。
着ぐるみ無しで「E.T.」を真似た田中。彼は裸体で、腰に大きなブリーフのような濃いベージュの塊だけを装着していた。この出で立ちだけでも客席から、かなりの悲鳴が聞こえていたのだ。しかし本当は頭にも塊をつける予定だったという。
5月28日付の『アンガールズ・田中オフィシャルブログ』には、その塊を頭につけた田中の写真が掲載されている。頭皮に髪の毛がまばらにしか生えていない、少し高さのあるグロテスクな被りものである。写真の姿ではお笑いコントではなく、ただただ“怖い”だけの出し物になってしまっただろう。
ブログによると田中自身で「気持ち悪すぎるかな」と判断し、地毛で舞台に上がったのだという。「しかし悲鳴でした」と彼は落ち込んでいるようだ。
ブログのコメント欄には、「もはや“悲鳴芸人”ですね」と鋭い意見が寄せられている。『爆生レッドカーペット』を見逃した方、田中演じる「T.T.」の本当の姿を確認したい方は、覚悟して田中のブログをご覧いただきたい。
(TechinsightJapan編集部 みやび)