エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「悲しい過去。聞きたくなかった」 元アイドルのカミングアウトに太田光がショック。

アイドル全盛期の1980年代に活躍したシブがき隊や光GENJI。そしてドラマでも人気のあった元女性アイドルなど4人がテレビ『笑っていいとも!』に揃った。今では40代となる彼らだけに「すでに時効でしょ」とばかりに当事の秘密を続々とカミングアウトしてしまい、周囲だけでなく本人同士さえも驚く事態になったのだ。

ジャニーズの人気グループだったシブがき隊の布川敏和がブログ『ふっくんの日々是好日』で「仲がイイとも~!」と掲載した写真には諸星和己(元光GENJI)に今は梨園の妻となった三田寛子、そして布川本人と妻で元アイドルのつちやかおりが並ぶ。

この4人が登場した5月16日の『笑っていいとも!』のコーナー“えらんでスージー”はいつも以上の濃い内容となった。80年代アイドルの4人だけにバラエティの盛り上げ方を心得ていて、それぞれから大胆な告白が飛び出したのである。

最も新鮮だったのが久々にバラエティに登場した三田寛子の暴露だった。諸星やつちやが当事は飲んだり遊んだりで1日に2時間しか寝ないことも少なくないと明かした。すると三田寛子は「私は遊んでないっ」と寂しそうに叫ぶと最も多忙な頃のエピソードを語ったのだ。

「私は歌がヘタなので」と彼女は明かした。当事、数枚のアルバムを出した三田寛子だが、レコーディングは彼女の歌が原因で時間がかかったようだ。「お昼はスタジオ代が高いので、夜にしかレコーディングさせてもらえなかった」と彼女は続けると「夜中12時から朝の4時までレコーディングして、5時に帰って、7時まで寝て急いで学校に行ってました」と切々と語ったのである。

あまりにアイドルらしくない辛いエピソードに「そんな悲しい過去を聞きたくなかったワ!」と、三田寛子と同年代の爆笑問題・太田光は叫ばずにいられなかったほどである。

他の元アイドルも負けていない。当事は音楽番組が多く、ほとんどが生放送だったのでアイドルたちも他の芸能人と接する機会が多かった。その上に実は、今ほど“恋愛禁止”の鉄の掟があったわけではない。

諸星和己の当事の女性遍歴は語り草だが、布川敏和とつちやかおりも高校生時代から世間に隠して交際しており、やがて結婚へ至るのである。

そのつちやかおりが、まだ交際中の布川敏和とケンカした思い出を話すと、諸星が「ふっくんとケンカするとすぐに俺の家に泊まりに来るんだよな」と暴露してしまったのだ。

これには彼女もうろたえた。「なんで今ここで話すの。誤解されるから言わないで」と言い訳すると、諸星も「何もしてないよ」と平然としている。一番顔色を変えたのは“ふっくん”だったのである。

そんな諸星はやはりエピソードが多い。「シブがき隊じゃない3人組の先輩とケンカした」というのだ。その先輩が紅白歌合戦で彼の帽子にテレビでは放送できないマークを落書きしたのである。「紅白の楽屋でケンカが止まらずに、北島三郎さんが止めてくれてやっと終わった」というから大物である。

とどめはやはり諸星の特大エピソードだろう。ファンからもらったプレゼントで最も高価なのは『3億円の島』だというのである。唖然とする周囲に彼は「長崎のはずれのところにある島で所有権をもらったところ3億円だった」と冷静に説明したのだ。しかも「固定資産税が高いから返した」というオチもぬかりはない。

女性アイドルでよくあるサバを読む件ではつちやかおりが「身長を150cmとしていたが、実は146cmしかなかった」と明かすと三田寛子も「プロフィールに体重を45kgと印刷したが、その後は50の大台にのっちゃった」と申し訳なさそうに話した。彼女の場合はプロフィールを数百枚も印刷したので簡単に変更できなかったという事情もあるようだ。

このような暴露話はまだまだ続いたのである。この日のゲストとして出演した現代のアイドル、SKE48の松井玲奈と高柳明音はそんな先輩アイドルの話を聞いてどう思っただろうか。機会があるのならば本音を聞いてみたいものだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)