エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】「すいませんって言うべき」。“「面白い恋人」問題”で加藤浩次が吉本に苦言。

北海道土産として人気の高い「白い恋人」(石屋製菓)の商標権問題で、「面白い恋人」を販売する吉本興業側(子会社の株式会社よしもと倶楽部)が4月11日の裁判で、“マークは似ていない”などとし石屋製菓側に訴訟の棄却を求めた。この件に関し吉本所属のお笑い芸人・加藤浩次が自身が司会を務める情報番組で、意外な発言をしたのだ。

石屋製菓は、同社が販売する「白い恋人」を模倣した「面白い恋人」の販売差し止めと1億2000万円の損害賠償を、吉本興業など3社に求めて札幌地裁に訴えを起こしている。これに対し吉本側は「白い恋人の存在は知っていた。決して似せようという趣旨で作ってはいない。」と裁判後の会見で話すなど、石屋製菓に謝罪する態度を見せていない。

このニュースが紹介された12日の『爽快情報バラエティー スッキリ!!』(日本テレビ系)で司会の加藤浩次は、吉本が石屋製菓に対し謝罪しないことに疑問を投げかけた。

加藤は「吉本興業としてシャレで「面白い恋人」を作ったけど、石屋製菓さんからは問題にされた。それはマズイことなんだから、吉本興業が“すいません”って言うべきことのような気がする。」と、自分が所属する会社の姿勢に対し反対意見を述べた。これには、同じく番組司会のテリー伊藤も、地方の菓子メーカーを相手に大きな横綱級の会社がやるべきことではない―と和解を勧めていた。

訴えられている側の吉本興業は立場上「面白い恋人」の正当性を主張したらしいが、この問題が表面化したときの一般人の反応はそれとは逆の意見が多かった。今さら謝罪は難しいかもしれないが、この裁判が長引けば長引くほど吉本興業のイメージダウンが大きくなってしまうのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 みやび)