歌手のソニンは現在、映画や舞台を中心に活躍している。その彼女がブログでヒット曲『カレーライスの女』を振り返り、音楽活動に関して思いを綴った。タイミングがあれば歌手活動も考えているともとれる内容に期待も高まる。
初のソロシングル曲『カレーライスの女』がヒットしたソニンは、EE JUMPでのアイドル的な彼女から脱皮して歌手ソニンをアピールした。その後も彼女らしい楽曲をリリースしてきたが、次第に女優やミュージカルなどでの活動に重点を移している。
そのソニンがレゲエユニット、Def Techのライブに行った時の出来事を『Sonim blog』で4月7日に紹介しているが、その中で彼女はライブをきっかけに音楽活動について振り返っているのだ。
ライブ終了後にDef TechのMicroと対面したソニンは、彼から「イベントで“カレーライスの女”のCDに“ハヤシライスの男さんへ”と書いてもらった」と聞いて当時を思い出したのである。『カレーライスの女』のヒットからすでに10年が経つが、「変わらず音楽を提供し続けているDef Techさん、すごいことよね」とソニンはそれを自らの活動に重ねていた。
そんなソニンにファンから彼女の楽曲への思い出や、「また歌って欲しい」などのコメントがブログに届いている。それを受けて4月10日にソニンは、「音楽はずっと前から再開出来るように想いだけは強く…」と思いを明かしているのだ。彼女はミュージカルで歌うことも“歌い手”であり自分を表現する場ととらえている。しかし一方で“音楽業界のアーティスト”として復活することも視野にあるようだ。
ソニンは「10年前には場所やチャンスも、曲も用意され与えられた」と現在とは環境が違うとしながら、「もしタイミングとチャンスと時期がきたら…イイネ」と意欲をみせていた。これまでに数々の舞台をこなしてきたソニンがもし歌手として楽曲を発表するならば、『カレーライスの女』の頃とはまた違った歌を聞かせてくれるのではないだろうか。
その前に5月から放送予定のドラマ『はつ恋』(NHK)への出演も決まっており、そちらでも忙しくなりそうだ。歌手として音楽活動を再開するにはまだ時間がかかりそうだが、その時を待つファンも多い。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)