身長62.8センチ、“世界一の笑顔”を持つ世界一背が低い28歳女性(印)<…
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法律によって売春が合法とされているオランダの首都アムステルダムには、飾り窓地区という多くの売春婦が働くことで有名なところがある。そこで働く女性達が、世界中で問題となっている人身売買に異を唱えるべく、激しいパフォーマンスを行った。
人身売買は世界的な問題となっている。西ヨーロッパ諸国でも、「ダンサーとしての仕事がある」と言われ毎年何千人もの女性が諸外国から連れて来られるものの、実際は売春を強要されるというケースが後を絶たない。
そこで今回、飾り窓地区で働く女性達が自分達の仕事場で、客に向かって激しく踊るという人身売買撲滅のためのパフォーマンスが行われた。
飾り窓地区には毎日、“本来の目的”のためだけでない単なる冷やかし、あるいは普通の観光客などが多数訪れており、最早アムステルダムの観光名所の一つといっても過言ではない。
そうした場所で働く女性達が仕事場でダンスを踊り人目を引きつけ、その後仕事場が入る建物の屋上に「人は売買されるべきではない」とメッセージを流すことで、見学者や観光客に人身売買撲滅をアピールするというのが、このパフォーマンスの目的である。
このアピールは飾り窓地区だけにとどまっておらず、YouTubeにもその様子がアップされている。インターネット上でこのパフォーマンスは賛否両論のようだが、それでも人身売買について考えるきっかけの1つとなったのではないだろうか。
女性達が激しく踊る様子は、こちらで確認することができる。
(TechinsightJapan編集部 椎名智深)