エンタがビタミン

writer : naomaru

【エンタがビタミン♪】答えは『余計なお世話だバカヤロウ』? “ユルく生きられない女”小島慶子。「オールナイトニッポン」MCで涙。

元TBSアナウンサーでタレントの小島慶子(39)が、ニッポン放送の看板番組「オールナイトニッポン」のパーソナリティを務めた。番組の冒頭、彼女は泣いていた。

「小島慶子のオールナイトニッポン!」と、番組の冒頭彼女は怒鳴った。“怒鳴る”とは、ラジオでは番組のタイトルコールのことだ。そして、小島は泣いていた。TBSの社員だった彼女にとって、「『オールナイト~』のMCは夢だった」と語る。小島は、学生時代から深夜放送のオールナイト~を録音し通学途中聴いていたのだという。「多感だった青春時代を生き延びられたのは『オールナイト~』のおかげだ」と語った。

人気番組だった『小島慶子 キラ☆キラ』を「局の方向性と自分のやりたいことが合わない」と自身の都合で降板してから、たった3週間での『オールナイトニッポン』でのMC。リスナーから「最初からこっちがやりたかったのではないのか?」というような批判や、「この世界は、根回しが必要だ」というような“ありがたい”忠告もあったと告白したうえで、小島はそういう方への“アンサーソング”として曲紹介をした。「ライムスターの『余計なお世話だバカヤロウ』」。

『キラ☆キラ』から後番組『たまむすび』(TBSラジオ)へ、ほとんどのメンバーはそのまま出演している。(神足裕司は、療養中。浅草キッド・水道橋博士は、相方の玉袋筋太郎に引き継いだ。)そして唯一レギュラーを引き続き出来なかったライムスター宇多丸へのメッセージでもあるのだろう。プライベートでも仲が良いという2人だけに、小島は複雑な気持ちだったのかもしれない。「宇多丸、愛してるよ!」と思いを告げた。ちなみに宇多丸自身は『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』(TBSラジオ)で、自身の降板理由を「自分が一番“キラキラ色”が強かったからだ」と分析していた。

その後、小島はリスナーからの「初キスはいつですか」というメールに「こんな39歳の経産婦のキスの話なんてききたいか?」といい、「アイドルみたいに“小さいときに飼ってた亀です”って、よけいに卑猥な感じになっちゃったりして。怖いね、ものを知らない処女は」と、いつもの“昼間でも深夜のようなトーク”の小島節で番組を盛り上げた。

それにしても小島慶子は、なぜいつも困難な道を選んでいくのか。もう少しユルく生きていくことは出来ないのか。「求道者・小島慶子」の今後の活躍に注目だ。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)