先日、結婚したことを報告した日本テレビの葉山エレーヌアナが、“女子アナ”としての悩みをマツコ・デラックスに相談した。
マツコは「日テレの女子アナは誰がいるのか分からない状態」だと口にする。確かにここ最近、宮崎宣子アナ、西尾由佳理アナ、夏目三久アナなどエース級の活躍をしていたアナウンサーが軒並み退社している。
村上信五(関ジャニ∞)とマツコ・デラックスがMCをつとめる『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)に出演した同局アナウンサーの葉山エレーヌ(29)。
朝の報道番組『スッキリ!!』のMCを務め、日テレの新エースとなりつつある葉山アナには悩みがあるのだという。「自分はポジティブな意味で残っているのか? ネガティブな意味で残されているのか?」というのだ。マツコは「ポジティブだけだとつまらないから気にするな」と助言した。
さらにマツコは「葉山は何をやっても憎まれない」のだと評する。それは世の女性にとって「(葉山は)自分より下に思える」、「『私はまともだ』と思える」からだというのだ。そして「葉山を嫌いという女は、男にこびるような女」だと分析した。葉山アナは“アナウンサーとして正しい、正しくないという存在ではない”のだからやりたいようにやっていい、というのがマツコの見解だ。そして、視聴者が抱く“女性アナウンサー=情報を伝える人”ではなく“女子アナ”としての新たな価値を確立することを提案した。さらには「日テレを救うのはお前かも?」と葉山アナの破天荒ぶりを援護したのだ。
すると葉山アナはマツコに背中を押されたからなのか「日テレの女子アナの使い方がおかしい」と不満をぶつけた。番組などで出演者の隣でルールを説明しても全く映っていなかったり、声さえもナレーションになっていたりするのだという。「30近くの女がリボンつけて髪をアップまでしたのに」と怒り口調で不満を訴えつつ「怒られるな…」とすぐに後悔した様子だった。マツコは「(キャラクターとして)まだそれをいうのは早い」と苦笑いしていた。
時に無防備にも見えるが、実は人間味溢れる自由奔放な葉山アナ。そんな彼女が視聴者を「スッキリ!!」させてくれる稀有なアナウンサーであることは間違いない。
(TechinsightJapan編集部 佐々木直まる)