身長62.8センチ、“世界一の笑顔”を持つ世界一背が低い28歳女性(印)<…
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ベルリンの劇場で、2匹の仔犬を絞殺するという残酷なパフォーマンスが行われた。主催者である“芸術家”の女は、これは芸術の一環であると主張しているものの、ベルリンの行政裁判所は動物愛護法に抵触するとして、この残酷なパフォーマンスを禁止する決定を下した。
このパフォーマンスは15分間の瞑想の後、仔犬2匹を電気コードで絞殺するというものであり、今月23日、『変容としての死』という題名でベルリン・シュパンダウにある劇場で行われた。
このパフォーマンスについて女は、これはタイの伝統的な芸術を基にしたもので、アラスカの犬ぞりを引く犬やスペインの狩猟犬がやはり絞殺されていることに対する指摘であるとしている。またこうした表現方法は『芸術における表現の自由』に該当するとし、動物保護法に違反するものではないとも主張している。
だがドイツの動物保護法では、理由なく動物に苦しみや傷害を与えることは固く禁じられている。当然、舞台など人目に触れる場所での同様の行為も禁止されており、こうした理由からベルリンの行政裁判所は、この件は女が訴える『芸術表現の自由』には当てはまらないとし、女側の主張を退け、今後ベルリンでのこうした残酷なパフォーマンスを禁止する決定を下した。
この判決に対し女側は不満の意を表しており、上級行政裁判所に控訴する構えを見せている。
(TechinsightJapan編集部 椎名智深)