メンタリストのDaiGoがテレビ『笑っていいとも!』に度々登場して話題となっている。彼の“フォーク曲げ”はどう見ても超能力なのだが、彼はそれをあくまで「つかみにすぎない」と豪語する。そのDaiGoの本領は“人の心を操る”パフォーマンスで発揮されるのだ。
DaiGoが今年に入り久々にテレビ番組に姿を現した。以前から“フォーク曲げ”で周囲を唖然とさせていた彼が、次の段階として“人の心を操る”パフォーマンスを披露することがその目的と思われる。
それまでは『アッコにおまかせ!』や『メレンゲの気持ち』に登場していたDaiGoが、3月あたりからテレビ『笑っていいとも!』に何度か出演している。お昼の人気番組だけに一躍その知名度も上がった。
4月6日の“いいとも”では得意のフォーク曲げを披露すると、「これは超能力でもなんでもなく、物理学と心理学を追究するとできるようになる」と説明した。しかしフォークの先が別々に曲がったり、一振りすればもとに戻るそのパフォーマンスを見せられて、共演者も呆気に取られたのだ。劇団ひとりが「それは超能力でしょう」と納得しなかったのもうなずける。
それほどのパフォーマンスを見せながらも、DaiGoは「フォーク曲げはあくまで“つかみ”にすぎない」と言ってのけた。
DaiGoが最近見せているのが、目隠しをして相手が手に取るモノを言い当てるという“人の心を操る”パフォーマンスなのである。この日はバナナマンの日村勇紀に『ヘルメット、ドライバー、ガムテープ、ハサミ』の4つから1つを選択させてそれを言い当てた。
ところが、DaiGoは1回目は間違えたのだ。自信満々の彼がミスしたことで周囲も慌てた。この日から“いいとも”レギュラーとなった日村に至っては、「俺、はじめてだけど空気読んでないの?」と不安そうにしていた。DaiGoは「これは強敵ですね、従来に無いパターンかもしれない」と言いつつ2回目からは見事に言い当て、最後は左右に持ったモノを当てて喝采を浴びたのである。
実は、前述の『アッコにおまかせ!』などでもDaiGoは1回目は間違えているのだ。過去の“いいとも”でも渡辺直美ら出演者6人の誰が描いた絵なのかを当てると言いながら、間違えていた。しかし最後の絵は見ることなく「その絵を描いてみせる」と難度を上げてやってのけている。
もしかすると、最初に間違えることもDaiGoが“人の心を操る”とするテクニックなのではないかとも思われるのだ。
いずれにしろ、彼の論理どおりに事が実現していけば、これまで超能力とされたものが解明されるかもしれないのである。しばらくはDaiGoの動きから目が離せない。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)