エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】「どうした? 品川」。あの“おしゃべりクソ野郎”時代を懐かしむ、東野幸治。

お笑いタレント東野幸治が過去のブログで、「品川祐(品川庄司)が、えらく丸くなり穏やかになっていた。」と驚いた様子で書いていた。若い頃の“生意気盛りの品川”が好きだったという東野は、久しぶりに彼と話す機会があったという。「彼を励ましたい」と思うほどだったそうだが、どうしたのだろうか。

その謎が解けたのは3月30日放送の『ブラマヨとゆかいな仲間たち アツアツっ!1時間スペシャル!』(テレビ朝日系)、“芸人にとってツイッターはプラスかマイナスか”のコーナーであった。ツイッターをプラスだと捉えている芸人は東野や渡部建(アンジャッシュ)、RG(レイザーラモン)ら。一方マイナス派は、今まで一度もツイッターをやったことのない後藤輝基(フットボールアワー)やオードリーの2人。そしてツイッターが炎上したのをきっかけに止めてしまった、品川である。

「心が折れてしまったんですよ。」と品川は弱々しく笑う。昨年の2月に山里亮太(南海キャンディーズ)がラジオで、品川からイジメられたことをほのめかす発言があった。すると品川のツイッターには、彼に対する抗議や罵倒するコメントが殺到したのだ。自分を批判する視聴者からの生の声に、品川は耐えられなかったらしい。そして“山里”と言葉にすることさえためらうようになった品川は、ツイッターに振り回される自分がイヤになって止めてしまったそうだ。

その話を不思議そうに聞いていた東野。芸人のツイッターには、“悪口”や“ケンカをふっかけてくる”コメントが沢山送られてくる。当然不快にはなるが、ツイッター肯定派はそれを客観的に見ている。東野の場合は、そんなコメントにすぐに反応せず携帯を上から眺めたりして、ひと呼吸おくのだという。そんな失礼なコメントに感情的になるのは、賢明ではないからだ。RGは悪意のある人物とは徹底的に言い合って、最後にはRGが相手からブロックされるそうである。

肯定派から「人脈が広がったり仕事が増えたり、ツイッターはメリットの方が大きいよ」と説得されても、品川は「僕はハートが弱いんです」とツイッターを再開する気は毛頭無いようだった。

3月12日付の東野のブログ『東野幸治のこの間。』には、この品川を励ますために『アメトーーク!』の新企画を提案していた。「昔の品川君のビックマウス集」や、「品川君を嫌いな芸人が集まり、悪口を言って彼を怒らせる」というものだ。東野は、有吉弘行が命名した“おしゃべりクソ野郎”時代の品川に戻って欲しいのだ。だが、すでに今の彼には芸人からの悪口でさえ、耐えられる精神と体力は残っていないように思える。
(TechinsightJapan編集部 みやび)