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writer : maki

【エンタがビタミン♪】「アイドルでアーティスト」。“アフィリア・サーガ・イースト”のデイリー2位をラッキィ池田も評価。

アイドルグループ、アフィリア・サーガ・イーストが4月にオリコンデイリーランキング2位、週間ランキング6位を記録した。グループとして最高記録を出した彼女達について、振付けを担当しているラッキィ池田がブログで心境を綴っている。彼はこれまでも多くのアイドルを振付けてきたが、彼女達には「アーティスト」を感じるというのだ。

アフィリア・サーガ・イーストは、カフェ&レストラン「アフィリア・グループ」のメンバーで構成されて2008年にデビューしている。「入門・脱退」というシステムで、メンバー数も特定されていないことから“学院型”アイドルと呼ばれるのだ。これまでに6枚のシングルと1枚のアルバムをリリースしたが、売上ランキング36位どまりとなっている。

今年3月28日に発売した新曲『未来が私を待っている』は、つんく♂が作詞、プロデューサーでもある志倉千代丸が作曲した力作となった。現在のメンバー14人全員で歌う最初で最後のシングルとして彼女達も力が入っており、2月からキャンペーンを展開してきた。その甲斐あって4月1日付のオリコンシングルデイリーランキングで2位となり、3月26日~4月1日の週間ランキングでは6位を記録したのである。

振付師のラッキィ池田はブログ『踊り放題!~ラッキィ池田のグルーヴィンな毎日』で、4月16日にアフィリア・サーガ・イーストについて触れている。彼はアフィリア・サーガ・イーストのデビュー時から振付けを担当しており、彼女達の成長も見てきたのだ。

ラッキィ池田は「アイドルの振り付けは基本的に制限がないのでアートだ」と解釈する。そのアートを彼はアイドルを通して追求するのであり、その為には「ファンがどう言おうと、振り付けの変更はしません」と言い切るのだ。

今回の新曲が好評な件については、「アート性が認められてかデイリー2位、ウイークで6位にまでいきましたから嬉しいです」と記しており、ファンへもそのアートが伝わったと見ているようだ。

それほど振付けに熱い情熱を注ぐラッキィ池田が今回の新曲を振付けると、彼女達の方から「こっちの振りの方がいい!」、「えっ? それやめちゃうんですか? 好きだったのに」と逆に評価されて驚いたという。

アフィリア・サーガ・イーストの成長を感じた彼は、「彼女達はアートを理解する“アーティスト”なのです」とその才能を高く買っていた。これまでモーニング娘。、Berryz工房、スマイレージと数々のアイドルを振付けてきた彼が言うからには、特別な何かを持っているのだろう。

メンバーは4月1日に東京・青海のMEGA WEBで行われたイベントで「今後は各地でライブをしたい」、「アニメの主題歌を歌いたい」など今後の目標を語っている。新曲で目標としたランキング10位入りを果たした彼女達は、着実にそこへ向かっているのだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)