タレントのつるの剛士がテレビ番組で「熟女好き」であることを明かした。つるのは熟女の魅力を力説し、「(熟女で)AKBのようなものをつくれたら」と女優達の実名を挙げ、熱く“熟女AKB”の構想を語った。
ベストファーザー賞を受賞したこともあり、「イクメン」という言葉を世に広めたひとりであるつるの剛士が、今になって「熟女が好きだ」と公言するとは驚きである。
3月17日に放送された『メレンゲの気持ち』にゲスト出演したつるのは、「最近、熟女好きになってきた。小林幸子さんとか川中美幸さんとかイイですね」と大御所の女性演歌歌手の名を挙げたのだ。
キャイ~ン・ウド鈴木やロバートの秋山竜次、最近ではピースの綾部祐二など熟女好きを公言、ネタにもする芸人は多い。しかし、趣味でセミや釣り、将棋、楽器に歌と何事にもこだわりの強いつるのだけに“熟女好き”にもきちんとした理由があった。彼は「熟女には“(年齢的に)一回転した可愛さ”や“一線を越えた綺麗さ”がある」と力説すると、「熟女だけでAKBをつくりたい。“神7”みたいな感じで」と構想まで明かしたのだ。さらに、「(熟女48の)センターはあべ静江さんかな」と70年代に『みずいろの手紙』を大ヒットさせた美人歌手あべ静江の名を挙げると、その絶妙な“人選”に周囲も思わず感心した。
そのつるのが“熟女神”と敬愛するのが、女優の梶芽衣子である。彼女は60年代から70年代に女任侠モノや『女番長野良猫ロック』、『女囚さそり』シリーズでクールだがセクシーな役で人気を博した女優だ。「梶芽衣子さんはカッコよさと色気がある」とつるのは説明するが、一方で「でも、最近はピーターさんも可愛いなと思えてきて。そうなるとミッツ・マングローブとかもありで、俺はどこへ行くんだろう」と熟女からオネエまで広がり過ぎるストライクゾーンに戸惑いも見せていた。
しかし、周囲から「マツコ・デラックスとかは?」と問われると、彼もさすがに「マツコはちょっと…」と口ごもり、クリス松村にいたっては「クリスは絶対ダメ!」と拒絶していた。やはりつるの剛士にも、熟女にしろおネエにしろ好みのタイプというのがあるようだ。
とはいえ今や無限にも思える広がりをみせる「○○○48」。近い将来、AKB48に熟女だけで結成された姉妹ユニットが誕生しても不思議ではない?
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)