身体の“肺”や“膝”に水が溜まるのは聞いたことはあるが、俳優の高嶋政宏(46)は男性ならではの箇所に症状が出たようである。その治療の様子が壮絶で、スタジオ内からは悲鳴が上がっていた。
それは昨年の夏のことだという。3月8日放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)内で紹介された一般の方からの投稿で、ある病院で入院しているらしい高嶋の目撃談が寄せられた。「確かに、病院で手術を受けたんですよ。」と高嶋は病状を語り始めた。
ある日突然、左側の陰嚢が腫れて大きくなってしまったという高嶋。痛みなどは無かったようだがズボンの上からでも分かるくらいの、大きな膨らみだったという。仕事にも影響が出ることから、病院で診察を受けたところ“陰嚢水腫(いんのうすいしゅ)”と病名を告げられたそうだ。
医師からは「菌もいないし、ただ水が溜まっているだけ。」と言われ、重症患者の手術が優先なので(高嶋の手術は)少し待ってくれと告げられた。だがドラマの出演にも支障が出るため、とり合えずその場で溜まっている水だけ抜くことにしたのだ。
注射器を使って吸引するのだが、まず麻酔の注射針を刺すのが大変だったらしい。高嶋によると「表皮から中になかなか注射の針が入っていかなかった」と語る。例えるなら“雑巾に割り箸を、グッグッと押し込む感じ”だそうで、スタジオ内の特に男性から「うわーっ!」との声が上がる。想像するのも辛い、相当痛かったのではないだろうか。
そして吸引された内溶液の量は、なんと“500cc”だったそうだ。水が溜まったままだと痛くなくても、不快感は相当なものだったに違いない。MCの浜田雅功(ダウンタウン)が「もっと早く病院に行かなきゃ。」と言うのも、ごもっともである。
その後高嶋は仕事の合間をみて、手術を受け水の溜まる箇所を取り除いたそうだ。それにしても麻酔の針を刺す場面の告白は壮絶で、女性が聞いても気が遠くなりそうであった。その時“どれくらい痛かったのか”を彼が教えてくれなかったのは、もしかしたら言い表せないくらいのものだったのだろうか。
(TechinsightJapan編集部 みやび)