満月の日にお財布を振って金運をアップするという動きが流行っている。“満月お財布フリフリーゼの会”主宰、みさきのゑさんがラジオ番組でその詳細を語った。
みさきのゑさんは、タロットカードなどでの占いをツールとして幸せになる為の道を示す“ハッピーコーディネーター”として活動している。その彼女が主宰する“満月お財布フリフリーゼの会”から火がつき、満月の日にお財布をフリフリする人が増えているのだ。
3月7日に放送されたラジオ番組『クロノス“SUZUKI BREAKFAST NEWS”』(TOKYO FM)で、そのみさきのゑさんへインタビューした内容が紹介された。彼女の語る“満月お財布フリフリ”の内容は、占いの不思議なイメージとは違い至って論理的だった。
“満月お財布フリフリ”と聞くと『満月に向かい財布を振って金運を呼び込む』と一般には受け止めがちだ。番組パーソナリティの中西哲生はすでにお財布フリフリを実践していると明かしたが、彼女の話を聞いて「やり方が違っていた」と反省していた。
満月の日にお財布を振ることには違いないが、みさきのゑさんによると「満月は曇りだろうと、太陽が出ていようと在るので見えていなくても良い」とのことだ。天候が悪く見えないからと諦める必要は無いのである。
それよりも大切なのが、「満月ありがとう」と感謝してお財布を振ることにあるのだ。また彼女は「お財布には消費に関わるモノは入れないように」と細かい点まで説明した。領収書やクレジットカードなど支出に関係するモノは、お財布から出しておくのがポイントである。
そうやって満月の日にお財布をフリフリすると“金運アップ”するというのだが、実際にみさきのゑさんは「言うといやらしく聞こえますが“着実に増えています”」と明かしている。
“満月お財布フリフリーゼの会”の会員からも、喜びの声が聞かれるという。中には「夫がゴルフで良い成績を出した。お財布フリフリのおかげです」という声なども届くようだ。
みさきのゑさんはそうした現象に対して「1か月に1度、お財布をフリフリしてお金をきちんと見直すことが良いのだと思う」と分析する。そうすることで、お金に関わらずとも“良いことが起きた”と思える前向きな気持ちになるのだ。
彼女が「占い師ではなく“ハッピーコーディネーター”だ」とこだわるワケが“満月お財布フリフリ”に対する考え方からも見えそうだ。この方法だと“金運アップ”を願うことが、気軽に明るく実行できるのである。それ故に多くの人に広がっているのだろう。
2012年3月の満月の日は、8日木曜日の18時39分ということだ。会では四ッ谷に集合するようだが、全国どこでも実行できるのが嬉しい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)