エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「重過ぎるのでは…」。福山雅治が新曲“生きてる生きてく”のタイトルに悩んだことを明かす。

福山雅治が歌う、『映画ドラえもん のび太と奇跡の島 ~アニマルアドベンチャー~』の主題歌“生きてる生きてく”がDVDシングルとしてリリースされた。同曲について福山がラジオ番組で裏話を語ったが、壮大なテーマだけに苦悩もあったようだ。

福山雅治にとって2012年初のリリースとなる「生きてる生きてく」の内容は、先祖から子孫へと続く命のリレーを歌った壮大な内容だ。映画ドラえもんのテーマ曲ということもあり、そうした歌となったのだろう。

その歌詞の深さは聞くものによって様々な受け止め方ができるが、例えば「僕の人生のいいことやダメなことが、100年先の遺伝子に役に立つように」、「100年、1000年前の遺伝子に誉めてもらえるように」といったサビ部分は特に心に響く。

2月26日に放送された『福山雅治のSUZUKI Talking F.M.』の中で、彼はタイトルについて迷ったことを明かしている。「“生きる”というのは、やはり重過ぎるのではないか?」と悩んだというのだ。ドラえもんを観るのは、ほとんどが子どもでもあることからそう考えたのだろう。

「“イキルイキテク”とカタカナにしてみようかとも思った」と福山は具体例を話したが、「でも、それは逃げている気がしてやはり“生きてる生きてく”で行くことにした」と現在のタイトルに決めるまでの苦悩を語ったのである。

その後、福山は3月2日の音楽番組『ミュージックステーション』に出演して「生きてる生きてく」を披露したが、全体に流れる壮大な内容と軽快なリズムとメロディが調和し、映画『ドラえもん~』の世界をイメージさせることに成功しているのはさすがだ。

ネットでは早速、同曲を聴いた大人から「元気になりました」、「励まされました」という声が書き込まれている。福山雅治が苦悩の末にタイトルを「生きてる生きてく」にした真意は、確かに伝わっているのだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)