アイドルグループAKB48の前田敦子の卒業宣言は、女性アイドルに興味が無さそうな有吉弘行の心を動かしたのか。そして“白い悪魔”と呼ばれる東野幸治までもが、ブログである告白をしている。なんと2人とも「前田敦子の卒業前に、AKB48のライブへ行きたい！」という趣旨の発言をしているのだ。

有吉が所属している太田プロダクションには、前田敦子や大島優子らAKB48の主力メンバーが在籍している。また有吉はAKBメンバーと、テレビでレギュラー番組を持っている。同じ事務所の芸能界の先輩として彼女らと親しくなっても良さそうだが、AKBファンを思いやってか有吉はメンバーと一定の距離を保っているようだ。前述の番組で一緒に司会をしている小嶋陽菜とは本番以外は口を利かないと、過去に有吉は発言していることからも気を遣っているのがうかがえる。

その有吉が3月26日のツイッターで、「卒業ということで、一度くらいライブ行ってみようかなぁ」とつぶやいている。具体的な名前は無いが、前日に発表された前田のAKB48「卒業宣言」を受けてのコメントと思われる。

また東野は3月28日付のブログ『東野幸治のこの間。』で、「“（AKB48の）ライブ行きたい”と思ったら、前田さん卒業か。」と綴られている。念願のAKB48ドキュメンタリー映画第2弾をやっと観ることができた東野は、「残酷で、ホラーだった」と彼らしい感想を述べている。華やかな舞台で笑顔で歌い踊るAKB48が、裏側でこんなにも過酷で苦しい思いをしている実態と、その様子を撮影するスタッフ。あの東野でさえ、裏側を余すところなく撮影するスタッフの“冷酷さ”に驚いているのだ。そして、他のAKBメンバーが声をかけられないほど自分に厳しい態度を貫く前田を、“孤高”だと称賛している。

有吉弘行と東野幸治。“冷酷で非情”だといわれる2人だが、意外に仲が良いのはブログやツイッターで確認できる。果たして2人は前田の“AKB卒業公演”に、本当に姿を見せるのか。その時はぜひ、ライブの感想を聞かせてもらいたい。
（TechinsightJapan編集部　みやび）