エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「中澤は娘なの? 」アッコのひと言で“おまかせ”メンバーに際どい発言の連鎖。

和田アキ子の冠番組『アッコにおまかせ!』で、彼女がドリームモーニング娘。の中澤裕子の年齢に触れて「娘なの?」と疑問を口にした。共演したレギュラーメンバーがその話題をフォローしようとしたが、慌てた為に逆効果ともとれる発言を連発したのだ。

アイドルグループ、ドリームモーニング娘。が3月10日に日本武道館で『第一章 終幕「勇者タチ、集合セヨ」』の公演を行い、昨年末に活動休止した後藤真希がサプライズ出演した。3月11日の『アッコにおまかせ!』でその話題を取り上げて、“新旧モーニング娘。集結!”との新聞の見出しを紹介した時のことだ。

和田アキ子が「中澤さん38歳っていうんですが、娘ですか?」とリーダーの中澤裕子の年齢に触れたのだ。彼女はレギュラーメンバーの南明奈に、「アッキーナは22歳だから娘ですね」と確認して例に挙げると、「38歳はどうですかね?」と首をかしげたのである。

中澤は、初代モーニング娘。からリーダーとして活躍してきたハロプロアイドルのトップなのである。その彼女の年齢の話題が盛り上がることは好ましくない。共演したタレント、松村邦洋は話を逸らそうとしたのだろう。「野球で言えばマスターズリーグみたいなものですよね。」とフォローしたのである。

ところが今度は、出川哲朗やますだおかだなど他の芸人達が慌てた。「(中澤は)そこまで年はいってないですから!」と、中澤とマスターズリーグを比較した松村に対してフォローしたのだ。

そのやり取りを聞いて和田が「私は野球が分からないから、それ(マスターズリーグ)は凄いことなの?」と問うと、松村はさらに「ちょっと年配のベテランですね」と説明して話をややこしくしてしまった。

いつもは和田の発言に芸人達がフォローしきれなくなると、最後の砦として峰竜太が締めるのだ。

この日も峰が「マスターズは野球でも引退した“おじいちゃん”たちがやるものだ」と説明。スタジオはそれで話題が収まり、中澤の“娘”問題についても忘れられていったのである。

しかし、野球に詳しい方は納得いかなかったのではないだろうか。プロ野球マスターズリーグは現役を引退したOBによるものではあるが、“おじいちゃん”の言葉は適切でないだろう。例えば岩本勉や元木大介は40歳なのである。他にも40代、50代の選手は少なくない。

そこは目をつぶったとしても、元プロ野球のスター選手がグラウンドでプレーを続けているのだ。「おじいちゃん」と呼んでは夢がなくなってしまうというものだ。

今回は“アッコ”の中澤に関する発言から連鎖するようにレギュラーメンバーが際どい発言を繰り返したが、これも生放送でアドリブが魅力である同番組ならではの事態だろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)