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writer : maki

【エンタがビタミン♪】「事前に合格と分かっていた」。秋元才加がAKB48オーディション時の秘話明かす。

AKB48の秋元才加が、テレビ番組『はなまるマーケット』に出演した。秋元がAKB48のオーディションを受けた時の映像を紹介した際に、当時の思い出を尋ねたところ予期せぬエピソードが飛び出したのである。

秋元才加はAKB48が結成した次の年、2006年に第2期追加メンバーオーディションを受けている。大島優子、河西智美、宮澤佐江、梅田彩佳、小林香菜、佐藤夏希、増田有華、松原夏海もこの時の合格者だ。

それから6年が経つ2012年3月2日には、秋元才加が憧れだった『はなまるマーケット』の“はなまるカフェ”に出演したのである。

その際に出たのが、秋元が16歳の時に受けた第2期オーディションに関する話題だった。彼女は小学生の頃から「安室(奈美恵)ちゃんをマネて、厚底ブーツにおへそを出した服でランドセルかついでいた」と思い出を語った。派手な格好で目だった存在であり、周囲からは“なんだアイツ”という目で見られることもあったのだ。彼女は芸能界に入ったら「キレイな格好をしてもいじめられない」と思い、小学生ですでに芸能人になる決心をしていたという。

その秋元が、AKBのオーディションを受けた時の様子が紹介された。歌を披露する場面では16歳とは思えぬ歌唱力だったが、ダンスのシーンになると全くリズムに乗っていなかったのである。彼女は「ダンスは一度もやったことが無かったんです」と明かすと、MCの薬丸裕英は「それはすぐに分かりました」と言い切ったほどだ。元ジャニーズアイドルの彼には、一目瞭然だったのだろう。

さらに秋元は、このオーディションで起きたとんでもない出来事を明かしたのである。

オーディションの合格発表をする前に、結果が書いてある用紙を持つ男性がうっかりその1枚を落とした。一瞬の出来事だったが、秋元はそこに『1番・秋元才加・合格』と書かれていたのを見てしまったのだ。彼女は『見ちゃいけないんだ』と心の中で繰り返し、焦っていたところに合格発表が始まり「それでは発表します! 1番、秋元才加」と読み上げられたのだった。

その時の彼女の貴重映像が公開されたのだが、合格の名前を呼ばれてもキョロキョロと目が泳ぎ、表情も少し微笑んだだけで感激がなかったのである。

スタジオで16歳の自分を見た秋元は、当時を「絶対に後々に出る映像だと思い“知らない振りをしよう”と思った」と瞬時にいろいろなことを考えたと振り返った。

オーディションの結果を事前に見せてしまったというのは、AKB関係者としても自慢できる話ではない。秋元才加もこのエピソードについて「初めて話します」と付け加えており、6年が経過した今だからこそ彼女も笑い話にできたようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)