AKB48の「ぐぐたす選抜」メンバー入りに続き、秋元康がセンターに指名した石田晴香がブログでコメントした。前日には仲間と「可能性があるかも」と冗談交じりに話していた彼女だが、逆に自分が選ばれるとは思わず、発表時にはロジックパズルに興じていたことを後悔していた。
AKB48は昨年から、SNSサービス「Google+」によりファンと交流している。総合プロデューサーの秋元康が、その活動で際立ったメンバー16人を「ぐぐたす選抜」として2月29日から順次発表したのだ。
3月4日には全員が発表され、5期生の石田晴香(18)などこれまで総選挙で目立たなかったメンバーも選出されて話題となった。選抜メンバーは“Google”のCM出演やCM曲を歌うことになる。
5日にはさらに秋元康が立ち位置を発表して、センターに石田晴香を指名したのだ。それによると各メンバーの立ち位置は次のようになる。
前列が向かって右より、松井玲奈(SKE)・北原里英・センター石田晴香・高城亜樹・横山由依の5人。
2列目は、藤江れいな・倉持明日香・山本彩(NMB)・仲川遥香・松井咲子の5人。
3列目が、鈴木紫帆里・松村香織(SKE)・片山陽加・仲俣汐里・山口夕輝(NMB)・田名部生来の6人となる。
夢のセンター取りを果たした石田晴香は、オフィシャルブログ『Haru CAN Do it』で3月6日に心境を綴っている。
彼女は「なんとぐぐたす選抜のセンターはわたくし、石田晴香に決まりましたあ…」と感動を表すと、「Google+に申し訳ない。皆よりも私が一番驚いてるから」と動揺を隠せない様子だ。
この日、彼女はSDN48の野呂佳代がパーソナリティを務めるFM番組『bayfmON8』に、やはり選抜入りした高城亜樹と出演していた。センターは誰かについて話す中で1期2期メンバーが選抜入りしていないことから、5期の石田は「自分がセンターの可能性もあるよね」と冗談半分で話していたのだ。
ところが、発表された時間帯には「まさか自分とは思ってないから、電車でロジックパズルやってて…」とのことで、気づいて結果を見たときにはすでにセンターが確定していたのである。彼女も「ロジックパズル、なんでやってたのか悔やんだよね」と記しており、その瞬間を味わえずに残念だったようだ。
彼女はこれまで、総選挙では圏外で劇場公演のユニットでもセンターを取ったことが無いという。その石田晴香がシングルCDで選抜入りしたのが、第1回じゃんけん大会による「チャンスの順番」だったのだ。そんな彼女だけに「ぐぐたす選抜センター任されたからにゃー、チャンスの順番はもう逃さない…絶対!」と気合いも十分だ。
秋元康のGoogle+によると、「ぐぐたす選抜」によるCMの撮影は早くも3月8日に行われる。ぐぐたす選抜曲のデモの一部も公開されており、軽快でアイドルらしい楽曲になりそうだ。このチャンスを生かせるように、石田晴香をはじめ16人のオリジナリティーを発揮してさらに飛躍して欲しい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)